《データチェック》
Create:2002/02/11
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【重複チェック】
   特定の項目について重複が生じていないことをチェックする。

【ニューメリックチェック】
   数値であるべきフィールドに数値以外が入っていないことをチェックする。

【フォーマットチェック】
   フォーマット(書式)のチェックである。

   例)
    日付のフィールドでは、”1999/10/31”、”99/10/31”、
    ”19991031”などのフォーマットが考えられるが、このデータが適切な書式であるか
    をチェックする。

【論理チェック】
   フィールド間またはフィールドのデータと他の値との整合性の論理的なチェック。

   例)
    注文日が入力日以前の営業日かどうかをチェックする。

【チェックディジット】
   コード入力のミスを防ぐために付与している桁(ディジット)。
   最終桁があてられることが多いが、一定はしていない。
   例えばモジュラス11などの計算方法によって得られた結果を商品コードなどの末尾に付加し、
   入力の誤りを入力データだけから発見できるようにする方法があるが、この末尾に付加される
   ものをいう。

   例)
    8桁の口座番号のうち、最後の1桁をチェックディジットとした場合は、口座番号の最後の
    1桁を除いた前半の7桁でチェックディジットを求めて、最後の1桁とする。

   例)
    4桁のIDがあるとする。仮にこれを4853とする。このIDの番号を一定のルールに
    基づいて計算し1桁の数字を導き出す。これを特定の位置に付加する。
    ここでは次のルールにする。

     (1)各桁に先頭から、3,7,9,1という重み付けを行う。
     (2)各桁ごとの数字と重みを掛け合わせて合計する。
     (3)合計した数値を10で割った余りを計算する。
     (4)得られた数字を最後の桁に付加する。

     手順にしたがって、計算していく。

     4×3+8×7+5×9+3×1 (下線を付した個所が重みである)
      ̄    ̄    ̄    ̄
     =12+56+45+3
     =116

     この116を10で割った余りは6になるので最後の桁に6を付け加える。
     48536
     がチェックディジットを付加したIDとなる。
     試しに計算して見ればわかるが、どの桁でも1桁入力ミスをするとチェックディジットの
     値が変わってくる。
     そのため、入力エラーと判断できる。

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