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西武がヤンキースの大砲獲得？
ちょっと古いけど，こんなニュースがありました． 

西武がヤンキースの大砲獲りへ（夕刊フジ）
　【サントドミンゴ（ドミニカ共和国）１７日＝夕刊フジ特電】ワールドシリーズに３連覇したヤンキースから今季限りでＦＡ退団したＤＨのルイス・ポローニア（３５）が，西武入りを真剣に考慮中だという．

　得点力不足に悩む西武が，メジャーでの生涯打率２割９分３厘を誇るスラッガーに対して１５０万ドル（約１億６５００万円）で獲得に乗り出していることをポローニア自身が明かした．今季はタイガース，ヤンキースでプレーし，２割７分６厘，７本塁打，３０打点の左投げ左打ち．「まだメジャーでどのくらい価値が残っているか探ってみるが，折り合いがつかなければ日本行きを考える」と話している．
[夕刊フジ2000年11月18日] 

では，大砲ポローニアとはいったいどんな選手なのでしょう．
大リーグファンならどんなオチになるのか，もうすでにおわかりでしょうが，ポローニアの成績を見てみましょう．

大リーグでのポローニャの成績

というわけで，
スラッガーとは程遠いタイプですね．
コイツに1億6500万円を払うより，同じようなタイプの小関(24歳・2000年度年棒4300万円)を徹底的に鍛え直したほうがいいような気がします．
はたしてポローニアは日本に来るのか，もし来たら活躍できるのか，それは過去の成績を見ただけではわかりませんが，ただひとつ確信をもって言えることがあります．
それは，こんな選手をヤンキースの大砲と言っちゃう夕刊フジの記事は信用できないってことです．

最後にポローニアの詳しい成績をのせます．

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