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2000 四球率ランキング
2000年もっとも四球を選んだのは松井秀喜.
(590打席で106四球)

またも松井秀喜を基準にして,
590打席あたりの四球数をみてみよう.
(式は =四球÷打席×590
200打席以上の打者126名に限定した
本塁打,三振は474打数あたりの値)

  名前 チーム 四球 打率 本塁打 三振
1 松井 秀喜 106 0.316 42 108
2 ボーリック 106 0.296 32 100
3 ニエベス 105 0.216 31 190
4 大島 公一 104 0.283 1 57
5 ペタジーニ 97 0.316 35 114
6 片岡 篤史 96 0.290 20 74
7 平塚 克洋 西 92 0.246 3 76
8 大道 典良 91 0.330 2 66
9 オバンドー 86 0.332 37 78
10 吉永 幸一郎 86 0.256 19 113
11 中村 紀洋 84 0.277 39 112
12 大友 進 西 82 0.244 4 96
13 五十嵐 章人 80 0.240 11 61
14 金本 知憲 80 0.315 29 97
15 フェルナンデス 西 78 0.327 14 60
16 石井 浩郎 77 0.266 15 74
17 町田 康嗣郎 75 0.281 24 102
18 高木 大成 西 74 0.234 14 99
19 ローズ 73 0.332 20 55
20 小坂 誠 73 0.238 1 71
21 福留 孝介 72 0.253 20 119
22 鷹野 史寿 71 0.296 15 102
23 垣内 哲也 西 70 0.233 20 143
24 奈良原 浩 70 0.256 6 86
25 イチロー 69 0.387 14 43
26 小笠原 道大 69 0.329 27 78
27 和田 豊 67 0.253 2 39
28 日高 剛 67 0.203 11 63
29 ゴメス 66 0.289 27 81
30 井出 竜也 66 0.267 16 89
31 初芝 清 66 0.276 28 74
32 サブロー 66 0.270 9 74
33 藤井 康雄 65 0.229 30 105
34 江藤 智 65 0.256 33 95


20本塁打以上が17人,90三振以上が15人それぞれランクイン.
つまりパワーヒッターは,微妙なコースを攻められることが多く,
必然的にカウントが深くなり,四球を選ぶか三振かという勝負をしているといういたって当然な結果が出た.

大友,小坂,奈良原は非力だができるだけ出塁率をあげようと,よくボールを見ている.
いかんせん三振が多めだが,フォアボールひとつはヒットひとつと同じだという言葉もある.

大友らと同タイプかと思った大島は,104四球も選びながら三振はわずか57.
打率も.283とまさに典型的な日本の2番打者の見本のようだ.

フェルナンデス,ローズ(横),イチローの3人は三振も少なくさすがにバランスがとれている.
今年はこの好打者3人を見ることができないのが残念だ.

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