2000　与四死球率ランキング　先発投手編

2000　与四死球率ランキング　先発投手編
2000年シーズン，四死球を与えなかった先発投手のランキングをつくった．
9イニングあたりの与四死球が少ない順にならべた．

式は　＝与四死球÷投球回数×9

1位は工藤．9イニングで四死球1.13個とはすごい．
被打率も好成績で，打ち崩すのは困難だ．
同じく三浦，山本昌，メイもすばらしい投球だった．

野村，小宮山，豊田は球威よりコントロールで勝負する投手だ．
しかし，昨年はボールが真ん中に集まって痛打されたようだ．

藪は以前からあまり四球を出さない制球力をもっている．（死球は多いが）
そのわりに勝率が悪いのが気になるところだ．

では今度は9イニングあたりの与四死球が多い順に並べてみよう．

松坂はまさに彼らしさが数字にもあらわれている．
若いうちはこのくらいはちゃめちゃでいいのだ．
ノーラン・ライアン，ランディ・ジョンソンだってノーコンだった．
小さくまとまらず，世界的な大投手になってほしい．

同じように荒れ球なのが清水（日本ハム），前川．
勝率が悪いのは，野手のリズムを崩しているせいなのだろうか．

今年28歳になる石井一久は少し制球力がついてきたか．
大リーグでも活躍できそうだ．

さて，四死球をたくさん与えて，そのうえ安打も打たれている投手がいるが，
きっと博愛主義者なのだろう・・・

ちなみに先発投手とは昨年70イニング以上投げ，
かつ先発試合が登板試合の40%以上である投手とした．
（もちろんぼくが勝手に決めただけで根拠はありません）
この条件にあてはまる投手は両リーグで58名だった．