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海の向こうにニセカブレラ発見！
ライオンズのカブレラが49試合目で25号本塁打を放った．
これは王貞治に並ぶ最速タイ記録だ．
彼の驚異的な本塁打ペースについては以前コラムでふれたが，
もういちど計算しなおしてみたい．

（実際の成績は5月26日の試合終了時のもの．）

以前よりややペースが落ちたといっても，本塁打，打点は日本記録をはるかに上回る．
今から心配するのは早すぎるが，バースのときのような醜い敬遠責めは見たくないものだ．

ところで，海の向こうにもまるでカブレラをまねするかのように，
驚異的なペースでホームランを量産している選手がいる．
カブレラ級のパワーをもつその選手の成績をいじくってみよう．

（実際の成績は5月25日の試合終了時のもの．
海の向こうのリーグは162試合制だが，
ニセカブレラはすでに3試合欠場しているため，試合数は162にならない．）

ニセカブレラは5月24日に25号を放った．
47試合目（チーム試合数）での25本塁打は，
1998年に70本塁打を放ったマグワイアの52試合を上回る史上最速．

ニセモノにしてはなかなかすごい．
本物カブレラは四球が少ないが，ニセモノは選球眼がよく，盗塁もできる．
こいつはあなどれない．

さて，ニセカブレラの写真を入手したので載せておく．

写真を分析した研究者によると，ニセモノの名前は「ボンズ」というらしい．
年俸は12億円あまり（カブレラは1億5千万円）だという．
その情報が正しいとすると，どちらがニセモノなのかわからなくなってしまう．

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