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予測できない谷の行動
オリックスの谷佳知が日本記録に挑んでいる。
シーズン二塁打の記録だ。
谷は8月30日現在で42本の二塁打を放っている。
このペースだと最終的には52二塁打になり、
1998年に近鉄のクラークがつくった48本の日本記録を上回る。

では、シーズン終了時の谷の成績を予測してみよう。
(すでに谷は4試合に欠場しているため、試合数は140にはならない。
%は安打数に占める二塁打数の割合)

  試合 安打 二塁打 % 三塁打 本塁打 打点 盗塁 四球 三振 打率
2001 135 163 52 32% 2 12 72 22 65 53 0.300

そして、谷の実際の打撃成績はこちら。
(2001年の成績は8月30日までのもの)

  試合 安打 二塁打 % 三塁打 本塁打 打点 盗塁 四球 三振 打率
1997 101 84 21 25% 4 1 33 5 25 45 0.272
1998 132 135 19 14% 1 10 45 1 41 36 0.284
1999 134 155 17 11% 4 11 62 24 48 40 0.291
2000 134 150 26 17% 3 9 73 23 43 71 0.284
2001 110 133 42 32% 2 10 59 18 53 43 0.300
通算 611 657 125 19% 14 41 272 71 210 235 0.287

本塁打数は今年も例年並で、とくに長打力が増したとも思えない。
二塁打の激増にはいったいどんな理由があるのだろうか。

ドシロウトのぼくには、その理由なんてわかるはずもない。
ただ、いくつか不思議なことを見つけた。

・デビュー年、二塁打が安打の4分の1をも占めていること
・3年目に盗塁数が前年比2400%の大躍進をしていること
・2000年には世界一強い女性との交際を発表したこと

以上の3点から、
谷にはわれわれには予測も説明もできないようなことを
やってのける力があるといえよう。
来シーズンは突如スラッガーに変身し、30本塁打を打って、
またわれわれを驚かせてくれるかもしれない。

 

ちなみに、シーズン二塁打の歴代ランキングは以下のとおり。
%は安打数に占める二塁打数の割合。試合はチーム試合数)

  名前 チーム 年度 二塁打 安打 % 試合
1 P・クラーク 近鉄 1998 48 170 28% 135
2 山内 和弘 毎日 1956 47 152 31% 154
3 大沢 清 大洋 1950 45 189 24% 140
3 松原 誠 大洋 1978 45 164 27% 130
5 小玉 明利 近鉄 1961 42 153 27% 140
5 A・パウエル 中日 1996 42 176 24% 130
7 藤村 富美男 大阪 1950 41 191 21% 140
7 イチロー オリックス 1994 41 210 20% 130
9 笠原 和夫 南海 1948 40 160 25% 140
9 与那嶺 要 巨人 1954 40 172 23% 130
9 松井 稼頭央 西武 2000 40 177 23% 135

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