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2001 与四球率ランキング リリーフ投手編

  名前 (チーム) 試-勝-敗-S 防御率 投球回 被打率 与四球
1 香田 勲男 (近鉄) 36-2-3-1 3.97 47 2/3 0.232 1.32
2 青木 勇人 (西武) 46-4-1-0 2.96 54 2/3 0.275 1.48
3 ペドラザ  (ダイエー) 54-4-4-34 3.65 56 2/3 0.285 1.59
4 柏田 貴史 (巨人) 39-0-0-0 3.58 27 2/3 0.252 1.63
5 柴田 佳主也 (近鉄) 42-0-0-1 4.35 20 2/3 0.291 1.74
6 藤田 宗一 (ロッテ) 60-0-1-0 4.70 30 2/3 0.300 1.76
7 斎藤 隆 (横浜) 50-7-1-27 1.67 64 2/3 0.216 1.95
8 高橋 憲幸 (日本ハム) 59-0-4-0 4.11 46    0.257 1.96
9 ギャラード  (中日) 47-0-1-29 2.12 46 2/3 0.206 2.12
10 山本 樹 (ヤクルト) 61-6-3-1 2.93 58 1/3 0.210 2.16
11 河端 龍 (ヤクルト) 41-3-2-0 3.20 45    0.238 2.20
12 小林 雅英 (ロッテ) 48-0-4-33 4.33 52    0.271 2.25
13 高津 臣吾 (ヤクルト) 52-0-4-37 2.61 51 2/3 0.253 2.26
14 豊田 清 (西武) 47-5-3-28 2.83 47 2/3 0.233 2.27
15 岩瀬 仁紀 (中日) 61-8-3-0 3.30 62 2/3 0.225 2.30
16 落合 英二 (中日) 45-0-3-2 1.73 41 2/3 0.259 2.38
17 大塚 晶文 (近鉄) 48-2-5-26 4.02 56    0.204 2.41
18 土肥 義弘 (西武) 39-0-1-0 3.60 25    0.202 2.52
19 木塚 敦志 (横浜) 69-9-5-3 2.48 90 2/3 0.191 2.58
20 ミラバル  (日本ハム) 51-2-6-18 3.44 55    0.284 2.62

9イニングあたりの与四球数のランキングである。

 

被打率ランキングに入った抑え投手は4人だけだったが、今回はその倍の8人がランク入りした。やはり、抑え投手に不可欠なのは、四球を出さない制球力だった。大久保は27位、成本は32位でまずまず。異色なのは、ワースト8位の岡島。原新監督もここに不安を覚えたのだろう。

さて、変だと思った方もいるかもしれないが、抑え投手は、このランキングの8人と大久保、成本、岡島で、合計11人。1チームぶん足りない。そう、広島だけが欠けている。シュールストロム、小山田は登板試合が30試合未満、佐々岡は10先発以上で、選考対象から外れたからだ。

近鉄の香田、柴田が5位以内に入った。しかし、香田は近鉄コーチ就任、柴田は退団(その後、日本ハムにテスト入団)と、近鉄のマウンドから去ることになった。

 

  名前 (チーム) 試-勝-敗-S 防御率 投球回 被打率 与四球
1 関口 伊織 (近鉄) 53-0-1-0 4.33 35 1/3 0.272 6.37
2 湯舟 敏郎 (近鉄) 37-1-0-0 5.35 33 2/3 0.294 6.15
3 五十嵐 亮太 (ヤクルト) 41-2-3-0 2.59 41 2/3 0.172 6.05
4 弓長 起浩 (阪神) 44-1-3-0 4.26 31 2/3 0.293 5.97
5 三浦 貴 (巨人) 49-3-2-0 3.41 58    0.279 5.90
6 條辺 剛 (巨人) 46-7-8-6 4.02 65    0.268 5.82
7 小林 幹英 (広島) 51-3-1-1 3.43 65 2/3 0.250 5.76
8 岡島 秀樹 (巨人) 58-2-1-25 2.76 62    0.271 5.66
9 遠山 奬志 (阪神) 52-0-1-1 4.88 27 2/3 0.303 5.53
10 山崎 慎太郎 (オリックス) 47-3-0-0 5.44 49 2/3 0.296 5.26
11 石井 弘寿 (ヤクルト) 39-2-3-1 3.40 39 2/3 0.214 5.22
12 具 臺晟 (オリックス) 51-7-9-10 4.06 126 1/3 0.211 5.06
13 山口 和男 (オリックス) 32-5-6-2 3.42 47 1/3 0.266 4.94
14 戸叶 尚 (オリックス) 43-2-4-0 4.06 68 2/3 0.203 4.85
15 倉野 信次 (ダイエー) 34-7-4-1 3.77 88 1/3 0.256 4.79
16 杉山 賢人 (横浜) 32-0-1-0 4.76 17    0.288 4.76
17 遠藤 政隆 (中日) 40-4-2-0 3.91 53    0.245 4.75
18 松田 慎司 (ヤクルト) 48-2-0-1 3.21 42    0.215 4.71
19 盛田 幸妃 (近鉄) 34-2-0-0 7.06 21 2/3 0.287 4.57
20 吉田 修司 (ダイエー) 68-3-6-0 3.27 71 2/3 0.293 4.52

五十嵐は相変わらず破天荒で微笑ましい。しかし、関口、湯舟、弓長には笑えない。

巨人のリリーフ陣が3人。岡島はさもありなんだが、三浦、條辺の四球の多さには驚いた。防御率はそれほど悪くないし、シーズン序盤は好投していたように思う。無謀な起用法のせいで、過度の疲労がたまり、ストライクが入らないようになってしまったのだろうか・・・などと想像した。

 

(与四球率とは、与四球÷投球回×9である。
このランキングは、30試合以上に登板し、かつ10先発未満の投手から選んだ。この条件に当てはまる投手は、両リーグで68名だった。)

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