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2001 被出塁率ランキング リリーフ投手編

  名前 (チーム) 試-勝-敗-S 防御率 投球回 被打率 被出塁
1 木塚 敦志 (横浜) 69-9-5-3 2.48 90 2/3 0.191 8.64
2 ギャラード  (中日) 47-0-1-29 2.12 46 2/3 0.206 8.68
3 後藤 光貴 (西武) 35-3-2-0 2.49 83    0.175 8.89
4 斎藤 隆 (横浜) 50-7-1-27 1.67 64 2/3 0.216 9.05
5 大塚 晶文 (近鉄) 48-2-5-26 4.02 56    0.204 9.16
6 橋本 武広 (西武) 60-0-2-0 3.06 32 1/3 0.200 9.19
7 香田 勲男 (近鉄) 36-2-3-1 3.97 47 2/3 0.232 9.25
8 山本 樹 (ヤクルト) 61-6-3-1 2.93 58 1/3 0.210 9.26
9 大久保 勝信 (オリックス) 53-7-5-14 2.68 94    0.202 9.57
10 土肥 義弘 (西武) 39-0-1-0 3.60 25    0.202 9.72
11 河端 龍 (ヤクルト) 41-3-2-0 3.20 45    0.238 10.00
12 岩瀬 仁紀 (中日) 61-8-3-0 3.30 62 2/3 0.225 10.05
13 豊田 清 (西武) 47-5-3-28 2.83 47 2/3 0.233 10.38
14 岡本 晃 (近鉄) 61-4-4-8 2.73 102 1/3 0.229 10.73
15 柏田 貴史 (巨人) 39-0-0-0 3.58 27 2/3 0.252 10.73
16 中野渡 進 (横浜) 63-5-1-0 2.61 86 1/3 0.221 10.74
17 高津 臣吾 (ヤクルト) 52-0-4-37 2.61 51 2/3 0.253 10.80
18 愛敬 尚史 (近鉄) 30-2-0-0 1.67 32 1/3 0.241 10.86
19 井場 友和 (日本ハム) 40-4-3-4 2.53 46 1/3 0.225 11.07
20 高橋 憲幸 (日本ハム) 59-0-4-0 4.11 46    0.257 11.15

2001年の被出塁率ランキングのリリーフ投手編だ。被出塁率とは、9イニングあたりの被安打+与四死球である。

 

1位の木塚は2000年も4位と、入団以来走者を許さない。ギャラード、大塚、高津も2000年同様ベスト20入りを果たした。左腕の橋本、岩瀬、柏田もおなじみだ。

近鉄のセットアッパー岡本は、61試合でなんと102イニングに登板。被打率は21位、与四球は22位と大崩れしないタイプだ。2000年、わずか9試合にしか投げられないという苦境からはいあがって、チームの優勝に貢献した。

すでに被打率ランキングにも顔を出した、大久保、井場は、入団1年目から活躍した。18位の愛敬もルーキー。被打率、与四球とも26位とまとまっている。後藤、河端は、1年目ではないが、新人王資格がある若手だった。


 

  名前 (チーム) 試-勝-敗-S 防御率 投球回 被打率 被出塁
1 盛田 幸妃 (近鉄) 34-2-0-0 7.06 21 2/3 0.287 17.03
2 遠山 奬志 (阪神) 52-0-1-1 4.88 27 2/3 0.303 16.92
3 山崎 慎太郎 (オリックス) 47-3-0-0 5.44 49 2/3 0.296 16.49
4 弓長 起浩 (阪神) 44-1-3-0 4.26 31 2/3 0.293 16.48
5 杉山 賢人 (横浜) 32-0-1-0 4.76 17    0.288 16.41
6 湯舟 敏郎 (近鉄) 37-1-0-0 5.35 33 2/3 0.294 16.31
7 関口 伊織 (近鉄) 53-0-1-0 4.33 35 1/3 0.272 15.79
8 三浦 貴 (巨人) 49-3-2-0 3.41 58    0.279 15.36
9 山口 和男 (オリックス) 32-5-6-2 3.42 47 1/3 0.266 15.02
10 岡島 秀樹 (巨人) 58-2-1-25 2.76 62    0.271 14.95
11 篠原 貴行 (ダイエー) 33-3-0-0 6.26 41 2/3 0.308 14.90
12 森中 聖雄 (横浜) 35-3-2-0 5.23 32 2/3 0.288 14.88
13 條辺 剛 (巨人) 46-7-8-6 4.02 65    0.268 14.82
14 渡辺 正和 (ダイエー) 48-3-1-0 5.05 41    0.296 14.71
15 吉田 修司 (ダイエー) 68-3-6-0 3.27 71 2/3 0.293 14.69
16 野村 空生 (巨人) 40-2-1-0 4.62 37    0.320 14.59
17 小林 幹英 (広島) 51-3-1-1 3.43 65 2/3 0.250 14.39
18 竹下 慎太郎 (横浜) 53-1-0-0 3.16 42 2/3 0.290 14.13
19 葛西 稔 (阪神) 32-1-2-1 3.86 28    0.284 13.82
20 倉野 信次 (ダイエー) 34-7-4-1 3.77 88 1/3 0.256 13.75

木塚の2倍のペースで走者を出していては、防御率も悪くなるはずだろう。

そのなかで、2.76の岡島が光る。これだけ出塁を許しながら、防御率2点台とは、驚異の粘り腰だ。9位の157キロ右腕山口も岡島系と言えるかもしれない。1試合あたり15走者で塁上を賑わすものの、7セーブポイントを挙げた。ただ、山口は岡島に劣る部分がある。それは、奪三振率、そして、被本塁打率だ。不用意な一発を減らすことが緊急の課題だろう。

 

(被出塁率とは、(被安打+与四死球)÷投球回×9である。
このランキングは、30試合以上に登板し、かつ10先発未満の投手から選んだ。この条件に当てはまる投手は、両リーグで68名だった。)

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