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2002　得点圏打率ワースト30

　 名前 チーム 打率 本塁打 打点 得点圏
打率
1 實松　一成 日本ハム 0.129 3 6 0.100
2 的山　哲也 近鉄 0.208 8 38 0.143
3 シェルドン オリックス 0.256 30 68 0.168
4 井出　竜也 日本ハム 0.226 18 52 0.170
5 進藤　達哉 オリックス 0.225 7 42 0.176
6 ホワイト 阪神 0.227 16 49 0.177
7 森野　将彦 中日 0.225 14 38 0.186
8 塩谷　和彦 オリックス 0.230 9 38 0.186
9 真中　満 ヤクルト 0.248 6 35 0.186
10 ボーリック ロッテ 0.204 15 58 0.188
11 クローマー 日本ハム 0.245 22 58 0.189
12 諸積　兼司 ロッテ 0.252 3 26 0.194
13 葛城　育郎 オリックス 0.221 2 28 0.200
14 片岡　篤史 阪神 0.228 13 56 0.203
15 関本　健太郎 阪神 0.254 13 30 0.205
16 塩崎　真 オリックス 0.203 3 27 0.208
17 荒木　雅博 中日 0.259 3 23 0.208
18 阿部　真宏 近鉄 0.210 9 44 0.215
19 田中　幸雄 日本ハム 0.278 19 59 0.217
20 城石　憲之 ヤクルト 0.248 18 63 0.220
21 日高　剛 オリックス 0.193 19 56 0.220
22 井上　一樹 中日 0.245 14 46 0.220
23 野口　寿浩 日本ハム 0.227 9 55 0.221
24 大島　公一 オリックス 0.230 1 35 0.222
25 谷繁　元信 中日 0.215 28 91 0.223
26 オバンドー 日本ハム 0.263 31 80 0.225
27 平下　晃司 阪神 0.253 8 48 0.227
28 金城　龍彦 横浜 0.170 0 30 0.227
29 アリアス 阪神 0.258 35 89 0.231
30 井口　資仁 ダイエー 0.259 22 64 0.232

得点圏打率の低いほうから並べた30人。本塁打、打点は520打数あたりのものなのでご注意。

　

シェルドン、クローマー、オバンドー、アリアスは、規定打席に到達しているのにこの始末。途中で解雇されなかったのが奇跡的だ。なかでもジョージ・アリアスという男、日本でプレーして3年になるが、その3年間すべて、このランキングに顔を出さずにいられない。2000年は.200で5位（打率は.250）、01年は.216で18位（打率は.262）と、その精神力は乙女の如し（女性蔑視？）。

この30人には、守備型の選手や、不調だった選手が多い。そのなかで、もっとも打率が高いのは、.278の田中幸雄だ。田中はもともとチャンスに弱かったのか、過去の成績をみてみよう。1997年から1年ごとの得点圏打率は、.270、.283、.240、.256、.279ととりたてて悪くはない。02年の勝負弱さはたまたまで、あと少しに迫った2000本安打に向けて復調するものだと信じたい。

得点圏打率ベスト30で、チーム得点圏打率について触れた。しかし、触れなかったチームがふたつある。目を覆うばかりの惨状を呈した日本ハム（.224）、オリックス（.220）だ。両チームからベスト30入りしたのは、小笠原（.310で29位）、谷（.317で23位）のひとりずつだけ。それに対してワースト30入りは、日本ハム6人、オリックス7人とまさに大赤字。

　

（得点圏打率とは､走者が2塁､3塁､12塁､13塁､23塁､満塁のときの打率である。
200打席以上の打者に限定した。200打席以上の打者は両リーグで114名だった。）

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