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2002 与四球率ランキング 先発投手編

  名前 (チーム) 試-勝-敗-S 防御率 投球回 被打率 与四球
1 ホルト (横浜) 19-6-10-0 3.57 111    0.252 0.89
2 山本昌 (中日) 21-7-6-0 3.96 86 1/3 0.271 0.94
3 上原 浩治 (巨人) 26-17-5-0 2.60 204    0.227 1.01
4 潮崎 哲也 (西武) 28-6-5-0 3.89 81    0.208 1.33
5 工藤 公康 (巨人) 24-9-8-0 2.91 170 1/3 0.247 1.37
6 川尻 哲郎 (阪神) 15-5-4-0 3.02 83 1/3 0.266 1.40
7 石川 雅規 (ヤクルト) 29-12-9-0 3.33 178 1/3 0.268 1.46
8 小倉 恒 (オリックス) 17-7-4-0 3.50 100 1/3 0.285 1.52
9 川上 憲伸 (中日) 27-12-6-0 2.35 187 2/3 0.246 1.63
10 真田 裕貴 (巨人) 12-6-3-0 3.73 70    0.269 1.67
11 ミンチー (ロッテ) 32-15-14-0 2.85 230 1/3 0.255 1.68
12 パウエル (近鉄) 32-17-10-0 3.78 216 2/3 0.250 1.70
13 入来 祐作 (巨人) 21-5-4-0 3.05 133    0.243 1.76
14 田之上 慶三郎 (ダイエー) 26-6-9-0 3.93 148 2/3 0.270 1.82
15 松坂 大輔 (西武) 14-6-2-0 3.68 73 1/3 0.221 1.84
16 黒田 博樹 (広島) 23-10-10-0 3.67 164 1/3 0.269 1.86
17 佐々岡 真司 (広島) 25-8-9-0 3.46 153 2/3 0.281 1.87
18 長谷川 昌幸 (広島) 30-13-10-0 3.84 194 1/3 0.280 1.95
19 高橋 建 (広島) 26-9-14-0 3.84 173 1/3 0.283 1.97
20 金田 政彦 (オリックス) 23-4-9-0 2.50 140 2/3 0.253 1.98

9イニングあたりの与四球数のランキングだ。与四球率とは、与四球÷投球回×9である。

 

2001年の1位は、中日の野口で1.30。20位はミンチーで2.77だった。くらべてみると、2002年はずいぶんハイレベル。もちろんストライクゾーン拡大の恩恵であることは言うまでもない。なにしろあの松坂がランク入りしているほどなのだから。前年の松坂は、4.38でワースト10位。こんなことでは制球力の重要性が薄れてしまう。

勝ち星わずか4個でも、防御率のタイトルを取った金田。被打率は31位、被出塁率は11.07で27位、被本塁打率は12本で22位と飛びぬけたところは見当たらない。奪三振の少なさではやや目立っている。

 

  名前 (チーム) 試-勝-敗-S 防御率 投球回 被打率 与四球
1 シールバック (日本ハム) 22-8-7-0 3.60 140    0.267 4.24
2 山田 秋親 (ダイエー) 18-5-6-0 5.24 91    0.261 3.86
3 ユウキ (オリックス) 13-7-1-0 1.93 84    0.215 3.75
4 山井 大介 (中日) 31-6-3-0 3.93 84 2/3 0.287 3.61
5 鶴田 泰 (広島) 17-4-6-0 6.07 72 2/3 0.315 3.59
6 前川 勝彦 (近鉄) 22-4-11-0 4.87 136 2/3 0.282 3.49
7 永井 智浩 (ダイエー) 17-3-5-0 5.05 71 1/3 0.249 3.41
8 ヤーナル (オリックス) 25-6-13-0 3.61 164 1/3 0.252 3.40
9 高村 祐 (近鉄) 29-9-10-0 4.14 137    0.273 3.22
10 隼人 (日本ハム) 21-7-11-0 4.26 135 1/3 0.265 3.19
11 ミラバル (日本ハム) 18-9-6-0 3.37 125 2/3 0.237 3.01
12 ホッジス (ヤクルト) 32-17-8-0 3.41 200 2/3 0.248 3.00
13 加藤 康介 (ロッテ) 32-11-15-0 4.58 159    0.277 3.00
14 ムーア (阪神) 27-10-11-0 3.33 181 1/3 0.246 2.98
15 張 誌家 (西武) 19-10-4-1 2.71 116 1/3 0.195 2.94
16 具 臺晟 (オリックス) 22-5-7-0 2.52 146 1/3 0.226 2.89
17 清水 直行 (ロッテ) 31-14-11-0 4.56 177 2/3 0.285 2.89
18 グスマン (横浜) 19-5-5-0 2.79 96 2/3 0.245 2.89
19 金村 曉 (日本ハム) 32-10-6-0 3.17 167 2/3 0.248 2.84
20 朝倉 健太 (中日) 31-11-11-0 2.61 200 1/3 0.256 2.83

また2001年と比較してみる。ワーストはヤーナルの5.77、20位は4.11と、2002年のランキングとは雲泥の差。2002年は誰も彼もフォアボールが少なくて、個性がなくてつまらないと勝手な感想をうそぶきたい。

 

(与四球率とは、与四球÷投球回×9である。
このランキングは、70投球回以上で、かつ10先発以上の投手から選んだ。この条件に当てはまる投手は、両リーグで66名だった。)

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