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2002 被出塁率ランキング リリーフ投手編

  名前 (チーム) 試-勝-敗-S 防御率 投球回 被打率 被出塁
1 大塚 晶文 (近鉄) 41-2-1-22 1.28 42 1/3 0.150 5.31
2 豊田 清 (西武) 57-6-1-38 0.78 57 1/3 0.163 5.65
3 小林 雅英 (ロッテ) 43-2-1-37 0.83 43 1/3 0.176 6.65
4 石井 弘寿 (ヤクルト) 69-6-2-5 1.51 89 2/3 0.197 7.63
5 五十嵐 亮太 (ヤクルト) 64-8-2-4 2.08 78    0.178 8.08
6 岩瀬 仁紀 (中日) 52-4-2-0 1.06 59 2/3 0.187 8.45
7 岡本 克道 (ダイエー) 48-5-1-8 1.51 53 2/3 0.206 8.55
8 建山 義紀 (日本ハム) 45-3-2-4 2.29 59    0.194 8.69
9 河原 純一 (巨人) 49-5-3-28 2.70 50    0.238 9.00
10 山口 和男 (オリックス) 41-2-3-6 2.50 54    0.214 9.17
11 岡本 晃 (近鉄) 65-7-2-18 1.82 69 1/3 0.221 9.22
12 シコースキー (ロッテ) 47-4-6-2 3.44 96 2/3 0.215 9.22
13 萩原 淳 (オリックス) 48-3-4-10 2.64 64 2/3 0.186 9.60
14 土肥 義弘 (西武) 50-1-4-0 2.68 43 2/3 0.191 9.69
15 落合 英二 (中日) 37-1-2-0 2.62 34 1/3 0.218 9.70
16 井場 友和 (日本ハム) 45-1-2-11 3.77 45 1/3 0.219 9.73
17 バルデス (阪神) 42-4-3-22 1.54 52 2/3 0.207 10.08
18 遠藤 政隆 (中日) 57-4-2-0 3.14 71 2/3 0.228 10.17
19 森 慎二 (西武) 71-6-7-1 2.07 78 1/3 0.215 10.34
20 ギャラード (中日) 47-1-1-34 1.52 47 1/3 0.234 10.46

9イニングあたりの被安打+与四死球のランキングだ。被出塁率とは、(被安打+与四死球)÷投球回×9である。

 

ベスト3はやはりこの3人衆だろう。小林は、5月21日から8月5日まで17試合連続セーブ。これはパ・リーグ新記録だ。セーブは途絶えたが、セーブポイントはその後も稼ぎ続け、10月17日まで33試合連続セーブポイント。1998年の佐々木主浩(横浜)の22をはるかに超える日本新記録を達成した。

W岡本に注目したい。ダイエーの岡本、近鉄の岡本、どちらもセットアッパーとして大活躍だった。名前だけでなく、被打率、与四球率、被本塁打率も同じようなもの。ただひとつ違うのが奪三振だ。克道はかなりの奪三振ペースだが、晃はその半分以下。詳しくはこの後のコラムで確認してほしい。

日本最速158キロ右腕の山口。2001年も32試合で7セーブポイントを挙げたが、被出塁率は15.02とすぐれなかった。今回はベスト10入りだからたいしたものだ。

 

  名前 (チーム) 試-勝-敗-S 防御率 投球回 被打率 被出塁
1 河原 隆一 (横浜) 34-1-1-0 6.06 16 1/3 0.324 19.29
2 竹下 慎太郎 (横浜) 44-2-3-0 4.81 39 1/3 0.277 13.96
3 宮本 大輔 (近鉄) 35-2-3-1 3.92 64 1/3 0.260 13.85
4 広池 浩司 (広島) 42-1-0-0 4.57 45 1/3 0.275 13.70
5 青木 勇人 (西武) 36-4-1-0 4.66 36 2/3 0.311 13.50
6 佐々木 貴賀 (日本ハム) 39-2-4-1 5.14 42    0.216 13.29
7 渡辺 正和 (ダイエー) 57-1-1-1 2.66 40 2/3 0.257 13.28
8 加藤 竜人 (日本ハム) 33-0-4-0 4.89 38 2/3 0.286 13.27
9 條辺 剛 (巨人) 47-2-3-0 3.16 37    0.252 13.14
10 山北 茂利 (中日) 57-1-4-0 4.13 61    0.284 12.98
11 金澤 健人 (阪神) 50-5-4-1 4.33 68 2/3 0.262 12.84
12 水尾 嘉孝 (西武) 35-0-0-0 1.80 40    0.287 12.83
13 吉田 篤史 (ロッテ) 40-0-0-0 3.40 42 1/3 0.268 12.76
14 ペドラザ (ダイエー) 34-1-2-21 3.30 30    0.300 12.30
15 山崎 健 (ロッテ) 40-0-0-0 5.00 45    0.250 12.20
16 川井 貴志 (ロッテ) 51-4-1-0 2.76 78 1/3 0.259 12.18
17 小山田 保裕 (広島) 44-2-1-30 2.72 43    0.270 12.14
18 吉田 修司 (ダイエー) 62-7-5-3 3.13 77 2/3 0.253 11.94
19 芝草 宇宙 (日本ハム) 55-4-3-11 3.58 60 1/3 0.272 11.93
20 三澤 興一 (近鉄) 53-4-2-0 4.22 59 2/3 0.267 11.77

竹下と山北はチーム内最多登板。広池も左腕では最も出番が多かった。長身が特徴の3投手で、竹下は186cm、山北は191cm、広池は185cmもある。山北と広池は、うれしいプロ初勝利の年だった。

加藤の経歴は、徳島商〜流通経済大〜NKK。2000年にドラフト3位で、即戦力左腕と期待されてプロ入りした。背番号が12から41に変わった2003年、発奮しなくては。

この2年で93試合に登板した條辺。ところが、投球回は65回から37回へとほぼ半減。相変わらず減らないのは与四球だ。

 

(被出塁率とは、(被安打+与四死球)÷投球回×9である。
このランキングは、30試合以上に登板し、かつ10先発未満の投手から選んだ。この条件に当てはまる投手は、両リーグで58名だった。)

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