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シカゴに新守護神誕生か

シカゴホワイトソックスで、高津臣吾が好投している。
ホワイトソックスを応援するぼくも、まさかここまで活躍するとは思わなかった。
では、高津とそのリリーフ仲間の成績を見てみよう。

T 名前 (歳) 試合 勝-敗-S SVO HLD 投球回 安打 HR 四球 三振 防御率
R Billy Koch (29) 20 1-0-7 8 1 19 1/3 16 3 9 23 4.19
L Damaso Marte (29) 19 1-2-2 6 5 19 1/3 15 3 8 13 3.26
R Cliff Politte (30) 19 0-1-0 0 8 15 2/3 20 2 9 14 5.74
R Shingo Takatsu (35) 17 3-0-0 0 2 18 2/3 11 1 6 15 1.45
L Neal Cotts (24) 14 0-2-0 0 2 19    15 3 10 17 3.79
R Mike Jackson (39) 14 2-0-0 0 1 19    20 2 4 10 3.79
R Jon Adkins (26) 12 2-1-0 0 0 18 2/3 17 0 11 13 2.89

5月30日現在の、ホワイトソックスのリリーフ陣の実際の成績。
コッツが1試合に先発しただけで、あとは全員先発での登板はない。
Tは利き腕で、Rが右投げ、Lが左投げ。
歳は、5月30日時点での年齢。
大ベテラン、マイク・ジャクソンと高津以外は意外と若い。
SVOはセーブ機会。
コッチは1回セーブ失敗、マルテは4回失敗している。
マルテは、左打者には.154だが、右に.275と対右打者の投球に課題があるようだ。
HLDはホールド。

T 名前 防御率 安打/9 被打率 四球/9 出塁/9 出塁率 HR/140 三振/9
R B Koch 4.19 7.45 0.213 4.19 12.57 0.310 22 10.71
L D Marte 3.26 6.98 0.227 3.72 10.71 0.299 22 6.05
R C Politte 5.74 11.49 0.299 5.17 17.23 0.390 18 8.04
R S Takatsu 1.45 5.30 0.169 2.89 8.68 0.250 8 7.23
L N Cotts 3.79 7.11 0.221 4.74 11.84 0.316 22 8.05
R M Jackson 3.79 9.47 0.270 1.89 11.84 0.316 15 4.74
R J Adkins 2.89 8.20 0.254 5.30 13.50 0.359 0 6.27

実際の成績をあれこれいじってみた。
安打/9(9回あたりの被安打)、被打率を見ると、ポリート以外はいい感じだ。
となると問題は、四球/9(9回あたりの与四球)だろう。
制球が安定しているのは、高津、ジャクソンだけのようだ。
その結果、出塁/9(9回あたりの被安打と与四死球)、被出塁率で高津がチーム随一となった。
高津は、HR/140(140回あたりの被本塁打)でも好成績。
目下14試合連続無失点を続けているだけのことはある。
三振/9(9回あたりの奪三振)は、豪腕コッチが意地を見せた。
とはいえコッチはコントロールに難があり、昨年のような不調に陥らないともかぎらない。
もしそんな緊急事態が起きた時、抑えを任されるのは高津だろう。
高津の守護神も見てみたいのだが、ホワイトソックスファンとしてはそんな事態を歓迎するわけにもいかず、複雑なところだ。

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