シミュレーション問題の作業手順


0) ルータへの接続

   COMポート
   9600bps、8データビット、パリティなし、
   1ストップビット、フロー制御なし
   ロールオーバーケーブル+RJ-45

1) 現状確認

    最初に全ルータの現状確認を怠らないこと。
    ホスト名、IPアドレスなどの要件は、メモに書き出すこと。
    問題の起きているインターフェースと、
    対向のインターフェースの状態や設定情報は特に細かく見ること。

   - sh run
   - sh controllers
   - sh int 
   - 隣からsh cdp nei de
   - その他のモニタコマンド

2) 修正作業

   修正作業を要する箇所は1つとは限らない。
   1箇所修正した段階では絶対に安心しないこと。
   同時に2箇所の修正を要する場合もある。
   注意すること。

   1つの修正でトラブルを解決したと思わないこと。
   検証すると、まだ解決していないことがある。
   2段階で修正しなければならない問題がある。
   修正したら、必ず検証すること。

   アクセスリストの正解は1つとは限らない。
   検証して、正しく要件を満たしていれば、余り悩まないこと。

   ※ 忘れやすいコマンド

   - s0やe0での           no shudown
   - ConsoleやVTYでの     login (パスワードの有効化)
   - デフォルトルートでの ip classless
   - アクセスリストでの   permit ip any any (remember 暗黙のdeny)
   - 最後の               copy run start

3) 動作確認・検証

   修正作業が終わったら、必ず設定を確認すること。
   また、問題の要件を見たしているかどうか、
   pingやtelnet等のモニタコマンドで疎通確認すること。

   設定内容の確認
   - sh run
   - sh int (当然up,upのはず)
   - sh ip int (アクセスリストの確認)
   - sh ip route
   - sh ip protocols

   動作の確認
   - ping
   - telnet

2003/07/23 pm


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