論理演算
■ 論理積。AND。 2つのビット列を並べて、同じ場所のビットを掛け合わせる演算。 2つのビット列を比較し、双方が1である場合に限り、1を返す。 片方でも0であれば、0を返す。 Ex) 01010011 AND 11110000 = 01010000 論理積は、特定のビットを削除するために使用する。 たとえば、IPアドレスとサブネットマスクから、 ネットワークアドレスをはじき出すときに使用する。 ■ 論理和。OR。 2つのビット列を並べて、同じ場所のビットを足し合わせる演算。 2つのビット列を比較し、双方あるいは片方が1ならば、1を返す。 両方とも0であれば、0を返す。 Ex) 01010011 OR 11110000 = 11110011 ■ 論理否定。NOT。 すべてのビットを単純に反転させる演算。 Ex) NOT 01010011 = 10101100 論理否定では、ビット列全体を、一括して否定する。 ■ 排他的論理和。XOR。 2つのビット列を並べて、同じ場所のビットの排他性を返す演算。 2つのビット列を比較し、互いに排他的であれば、 すなわち一方が1で他方が0であれば、1を返す。 両方とも1または両方とも0であれば、0を返す。 Ex) 01010011 XOR 11110000 = 10100011 排他的論理和では、ビット列の一部だけ(上記の例では前半の4ビット)を、 選択して否定することができる。 以上。 2004/03/10 pm