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1999/07/15(木) みほ No.22

 皆さん、こんにちは。

つい先日、久々に長いお休みから復帰した松島新地の れいさんの所に行ったばかりですが、またまた緊急事態が発生し、松島新地の みほちゃんの所に行って来ました。

 それと言うのも、以前も書きましたが、この彼女と飛田新地の るみちゃんの二人は、お店に行く行かないにかかわらず定期的に電話で連絡しあう仲です。で、昨日はどちからも電話がかかってくるような日ではなかったのですが、みほちゃんから携帯に電話がありました。

 私はディスプレイに表示された彼女の名前を見て「あれ、どうして?」と思いつつ電話に出たのですが、何となく彼女の元気が無かったのですよね。電話で「どうしたの?、元気ないね」と言っても、彼女は「ううん、大丈夫だよ」とカラ元気に返事をするばかりでした。ま、その時は当たり前の世間話をしてから「じゃあね、月末ぐらいにお店に行くから」と言って電話を切ったのですが、それからずっと気になっていたのですよね。

 で、あまりにも気になったので、今日の夕方ぐらいに彼女に電話したわけです。
でも、彼女は「何もないよ、大丈夫」と言うばかりでしたが、私が「そんなコト言っても判るよ。どうしたの?。もし みほちゃんさえ良ければ予定を変更して今日お店に行こうか?」と言うと、彼女はしばらく間を置いてから「来て」と言いました。

 普段はガマン強い彼女が、こんな弱気な言葉を吐くなんて何かあったに違いない。私はそう思って、今日は仕事が山盛りだったのですが、彼女に早く会いたい一心で全力で仕事を片付けて、松島新地には10時前に到着することができました。

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 今日は平日の木曜日だからなのか、休んでいるお店も多く歩いている人も少なかったですね。ボーナス商戦も一段落といった所でしょうか?。

 で、彼女のお店に着くと、みほちゃんはスタンバイ状態で座っていました。
隣に顔見知りのお姉さんも座っていたけど、いつものような「あら、いらっしゃい」と言う声もなく、彼女も無言で立ち上がって私を出迎えてくれました。

 う〜ん、なんか店の空気が重い。そう思いながら彼女の手を握り二人揃って階段を上がって部屋へと向かいました。で、部屋に入って会計を済ませて、彼女と二人きりになると彼女は私の傍らに座り直して急に抱きついてきました。やっぱ、なんかあったんだなと確信した私は、彼女をそっと抱いて、頭をナデナデしてから背中をトントンしてあげました。

 私は彼女の子供に何かあったのかなと思いましたが、ポツリ、ポツリと彼女が話すのを聞いていると、どうやら彼女の故郷にいる仲良しの親友が亡くなったらしいのですよね。あまり詳しくは書けませんが、彼女はその事でかなり落ち込んでいたようで、店でも泣きっぱなしだったので、ママさんが数日お休みをくれたそうです。

 でも、いつまでも休んでいられないし、そうは言っても悲しくて寂しかったから、私に電話してきたらしです。仲良しだった親友。そんな大切な人を失ったショックは大きい。私にもそんな経験があるから、彼女の気持ちが痛いほど判りました。でも、私にはどうすることも出来ない事だけど、彼女を優しくダッコしながら私の経験談などを話していました。

 イッパイ喋って、イッパイ泣いて、彼女は少しは心が落ち着いたようです。最後は私のギャグにも少し笑ってくれたから、ちょっぴり安心しました。「いつも心配かけてゴメンね」と彼女は言っていましたが、私は彼女からのシグナルを一発で感知できなかった自分にチョッと腹が立っていました。でも、こんな時に自分を頼ってくれたのがちょっぴりウレシかったのも正直な所でした。

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 その件もありますが、以前から子供の行事予定があったし、明日から彼女はまた故郷に帰ります。別れ際に彼女は「今度はいつ戻ってくるか判らない」と言っていましたが、私はその言葉を聞いて何となくもう彼女に会えないような予感がしました。
 私は「イイよ、ゆっくりしておいで。帰ってきたら連絡してね」と言いながら彼女を思い切り抱き締めました。そして「きっと帰ってくるんだよ、また会おうね」と心の中でつぶやいたのでした。

........それでは失礼します。

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