行き先なんてどこでもよかった 恒例の秋休みがやってくる。仕事の関係上、年末年始に休むことができないので、この秋に休みを取るのだ。でも、会社は閉めないので、みんなが順番に休みを取る。休みを取っている間も、会社は動いている。いやな休みだ。会社を忘れるには、遠くへ・・・。 ユーロスターがダメでもタリスがあるさ オランダにはあまり興味がなかった。フランスもまた然り。その2国のフライトを選んだのは、ずばり安いから。シンガポール航空はベルギーのブリュッセルにもフライトを持っているが、格安航空券の対象外で、2000ドルくらい高くなってしまうのだ。 ビール、ワッフル、そしてチョコレート 現地で5日しか滞在できないので、観光地をしぼらなければならない。当初の予定では、ブリュッセル・ブルージュ・ルクセンブルグ・アムステルダムの4都市を予定。ところが、ブリュッセル−ルクセンブルグ間の鉄道移動が、3時間もかかるという。往復6時間のロスは痛い。それどころか、「フランダースの犬」の舞台であるアントワープという、新たな魅力的な街を発見。ルクセンブルグはちょうど紅葉真っ最中だったのだが、断腸の思いでスケジュールから外すことに。時間が短いから、今回はベルギー集中で、ビール・ワッフル・チョコレート三昧といくことにした。 テロ勃発、そしてまたもやダブルマイル 9月はじめの、少し遅い夏休みの最中、僕はサンフランシスコにいた。9月11日の歴史的瞬間、ぼくはラスベガス行きの飛行機に乗るべく、サンフランシスコの空港にいた。ところが、突然の空港閉鎖。テロが勃発した日だった。
|