イタリア編C〜ナポリ観光〜

 

2000年3月30日(木)
今日は、8時10分発のIC(インターシティ)に乗って、ナポリへ向かう予定である。よって起床時刻は6時45分。 シャワーを浴びて7時きっかりに食堂に着くと、まだ朝食の準備をしているところで、みんなロビーのソファでコーヒーを飲んでいた。 私はかまわず着席し、用意されたものから順に食べ始めた。それにして、こんな安っぽくて狭いホテルなのに、けっこうブルジョアっぽいヨーロッパ熟年カップルやグループが多いのは何故だろう。
朝8時すこし前に駅に着く。どうやらまだ列車は入線していないようだ。初めての列車の旅。それも、ICに乗るのに、予約もしていない。まあ、2時間くらいだら、別にどんな席でも・・・。と思ったが、入線した列車に乗り込み、席をチェックすると、どうやら座席はすべて予約済みのチケットが入っている。あちゃー。と思ったが、良く見ると、ほとんどがテルミニまでの予約であったので、かまわずに座ることにした。しばらくして、日本人観光客の団体(どうやら企業の研修旅行か視察旅行のようだった)がやってきて、

「どうなってんだ、この国は〜?」

とか騒ぎ出している。どうやら、自分たちが予約したはずの座席に、別の人が座っていたらしい。超、高飛車な態度でガイドらしき人をあごで使う日本人サラリーマン。「オーバーブッキング? おまえらの責任だろ? 何とかしろよー。」的な態度。いやだいやだ。こういう人と同じ人種だとは思われたくないね。そして、どうやら私が座っていた席も、その団体予約の席の1つだったらしく、「どいてくれ。」と言われた。私は、予約を示したチケットが挿入されていないから座っただけ。私は悪くない。とかいって、どかずに無視するつもりだった(だって、かれらも座席指定のチケットは持ってなくて、旅行行程表みたいなのに座席番号が記されているだけなんだもん。)が、こんなやつらと2時間も顔を合わせているのは胸くそ悪いと想い、結局その列車を降りてしまった。
ま、ローマ・ナポリ間は、ICは1時間に1本程度だとしても、快速・急行程度なら何本も走っているのだ。少し離れたところに止まっている、ナポリ行きのローカル電車に乗り換えた。1等車はがらがらだった。発車してしばらくして、私の通路を挟んだ席に、ビジネス系の男女が座った。(女性の方が偉そうだった。)そいつらは、禁煙車両であるにもかかわらず煙草をすったり、大声で携帯電話で話をしたり、マナー知らずだった。それも、「あたしたち、お金持ちなの。何が悪いの?」っていう感じで、超イヤなやつだった。
1時間すると検札があり、それに合わせて数人のグループが席を移動した。(まさか・・・・。)
電車が到着したのは、Campo Fregrei駅という、ナポリ中央駅よりもすこし西へいったところにある駅だった。ここからは地下鉄に乗って市街地へ向かう予定。
外に出て、地下鉄の入り口を探すが、案内板も出ていなく、駅前をぐるっと1周してもみつからない。
仕方なく駅に戻り、駅員にたずねると、「こっちだよ。」と言って、駅の中を指す。反対側にあるのかな?と思い、ついでにそこで1日券も買えるということなので、そこで買って日時を打刻して、地下の通路を渡った。
通路を通って、出たところは、なんとさっき列車を降りたのと同じホームだった。実は、この線路の先が、地下鉄につながっているのだった。
そこで地下鉄(といっても、今まで乗ってきた列車と外装はほとんどかわらない。内装は、プラスチックの座席になっていて、ちょっと近距離用だった。)にのり、3つめのアメデオ駅で降りた。ここからフニクラーレ(ケーブルカー)にのり、高台にあがった。
フニクラーレは、地下鉄になっていて、外が見えないのが残念だったが、しっかりと生活の足として市民に利用されており、もちろん途中で物売りも乗ってきた。(もう慣れた。)
高台に上ったが、何するわけでもないので、また別のフニクラーレに乗って、王宮のある市街地に降りた。まっすぐホテルに向かい、「ホテル メディテラネオ」にチェックイン。立地GOOD。内装GOOD。部屋は広いし、キングサイズベッド(でもこれ、シングルを2つくっつけてあった。)お風呂もでかい。
着替えなどをバッグから出し、身軽になったところで、さっ、市内観光。

さっきホテルへ向かう途中に目をつけておいたBarでピザを買う。安い。美味い。幸せ!
ヌーヴォー城を見ながら、フェリー乗り場へ向かう。ホテルから徒歩5分だ。明日はここからカプリへフェリーで渡るので、下見を兼ねて港を見学。そうだ、フェリーの時間をチェックしておかねば。1時間に1本ほどだから、逃すと待たされるな。よし、8時30分発にしよう。しかし、いくつもフェリー会社があってこまってしまう。まあ、一番メジャーなやつにしておけば問題ないか。
そこから海沿いをずっとあるき、サンタルチアへ。とっても眺めが良くて素晴らしい。歌に登場する「サンタルチア」ってここのこと? でも、この地名って、どこの町にもあるような・・・。

プレビシート広場を通り、王宮へ。ここからナポリ中央駅へバスで向かい、途中で面白そうなところがあったら途中下車しようと思ったが、結局駅まで行ってしまった。
明日の夜は、史上初の車中泊になる。ちょっと緊張なので、座席の予約くらいしようと思い、予約窓口へ。30個くらい窓口があり、上にそれぞれの掲示があるのだが、どこへ行っていいのか分からない。イタリア語はもちろんのこと、英語の表記も良く分からん。「TODAY」とか「TOMORROW」とか、分かりやすい表記にしてくれればいいのに。結局すいてるところで、「予約したい!」って言ったら、「○番の窓口へ行け!!」って教えてくれた。
専用窓口のオヤジは、超いやそうな顔をしながら、予約券の発券をしてくれた。ちなみに僕が予約したのは、座席車両である。寝台車でもクシェット(簡易寝台)でもない。座席をわざわざ予約するなんてこと、普通はしないのかも。

ナポリの街自体は、あまり観光地っぽくない(少なくとも自分にとっては)ので、ソレントへ向かうことにした。地下へおり、周遊鉄道の乗り場へ。改札と切符売場が離れていてちょっと困ったが、ソレントまで1時間で4900リラだった。
前半の30〜40分は、列車は立っている人もいて結構混んでいた。車窓も町並みがあまり代わり映えせず、ちょっと退屈し、陽気のよさにうとうとしてしまう。
後半は客もぐっと減り、車窓も俄然、変化に富んでくる。トンネルをくぐるたびに景色が変わり、あっという間の20分間だった。
終点で降りると、乗客の大半は白人観光客だった。
メインストリートのBarでほうれん草たっぷりのパニーニを食べる。極太ソーセージ入りで、4000リラ!! めっちゃ美味しかった。
広場から港へ向かう道を歩くと、ここもとても良い眺めだった。目前に海が見え、さらにその向こうにはナポリの街が広がっている。
20分ほど歩いたが、ずっと下り坂だったし、景色も好かったので、飽きず、むしろあっという間に感じた。
帰りはそこからナポリまでフェリーで帰ることにした。12000リラもした。高い。船は速いが汚い。これだったら、列車で往復した方が良かったかも。
ナポリへもどり、なんか私の興味をひくような観光地もないので、食べ歩きをしようと、まずはナポリの代表的なお菓子である「ババ」を食べることに。
ガイドブックにあった、王宮付近のラ・ステフォリアテッラ・マリーでババを買う。2000リラで、ラム酒を含んだパンケーキの上に生クリームとフルーツがのっている。
そして、これが、ゲロ美味!!!!! わずか120円で食べられる味に感激。
これに味を占めた私は、次のBarでタルトとカプチーノを注文。
タルトは、ぱさぱさしていて、ちょっと失敗だったが、カプチーノがゲロ美味!!! やられた!! ってかんじ。
普段は、コーヒーをほとんど飲まないこの私が、この後、毎日4〜5杯はカプチーノを飲み歩いてしまった。ハマった。

暗くなる前に、いろいろ買い物をしておこうと、さっき丘の上で見つけたスーパーへフニクラーレにのって行くと、なんと「6時閉店」・・・・? ショック!! イタリアにはコンビニがないので、スーパーがないとちときつい。水やお菓子や果物は、どこで買えばいいんだ!? 
仕方ないので、街へ降りて卵城へ散歩。ここからサンタルチアまでの海岸沿のプロムナードは、いかにもデートコースって感じで、ちょうど日没に時間を合わせて歩いたわたしは、ちょっぴりロマンチスト気分。
日も暮れ、ホテルの周りでスーパーを探すが、やっぱり見つからない。仕方なくBarで水を買って、ホテルに戻ることにした。
あ・・・晩御飯。と思ったが、Barのデザート&カプチーノのはしごで、全然腹が減っていない。ま、いいか。

次のページへ

PC用眼鏡【管理人も使ってますがマジで疲れません】 解約手数料0円【あしたでんき】 Yahoo 楽天 NTT-X Store

無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 ふるさと納税 海外旅行保険が無料! 海外ホテル