ブラジル旅日記T          −The Fun of Budget Travel
2002年夏。片道2万kmの大移動を経て、南米大陸に初上陸。



三大瀑布をどこから攻めるか
 2002年を迎え、僕の海外旅行もずいぶん回を重ねてきた。今までは、世界地図を順に塗りつぶしていくように、片っ端から目的地を選ん
できた。しかし、30を目前に控え、そろそろ僕の旅にもなにか「テーマ」を持たせてもいいのではないか。真っ先に浮かんだのは「世界遺
産」。最近流行りらしいが、僕もやはりいつかは世界遺産を完全制覇したいと思っている。でも、数が膨大すぎる。それは30代のテーマにす
るとして、20代の間に、その中から「滝」を選び、世界三大瀑布を制覇しようということになった。
 世界三大瀑布。北米のナイアガラ・南米のイグアスそしてアフリカのビクトリア。ナイアガラは別として、南米とアフリカといういかにも「秘
境」めいた地にある。さあ、どこから攻めようか。
 せっかくの春休みは、シンガポールへ引っ越して間もないため、日本へ一時帰国するなどいろいろと滞在準備に費やしてしまった。待ちに
待った夏休み。期限は年間最長の2週間。こりゃあ、遠くへ行くっきゃない!!ということで、もっともありふれていそうなナイアガラを削除し、イ
グアス・ビクトリアの情報を集めることにした。

南半球は冬だった
 シンガポールで「夏休み」というのも変な話ではあるが、日本の夏ということは、南半球は冬。寒いのかな?まあ涼しいくらいなら問題ない
し、かえって観光には好都合。でも日照時間が短いのはちょっと・・・と気候を調べていると、(この時点で、とうぜん「南アフリカ」と「ブラジ
ル」のガイドブック購入済み。)南アフリカはこの季節、すごしやすい気候ではあるが、雨が多いらしい。それでは、ビクトリアフォールズとセ
ットで考えていたケープタウンの観光が面白くなくなる。じゃ、アフリカは却下。ということで南米行き有力。南米はこの時期はちょうど乾季ら
しい。滝を見るのに、乾季がいいか、雨季がいいかは難しいところ。雨季のほうが当然水量も多く、ダイナミックな滝をみることができるだろ
うが、水量が多すぎて、近くまで近寄れない・・という噂も。乾季は、滝を間近に見ることはできるが、すこししょぼいかもしれない。う〜ん。
難しい。
 答えは、簡単なところにあった。どうせ、一生に一度しか行かないって訳でもないし、今回は乾季の滝を見学して、次、雨季にまた来れば
いいや・・・。と考えることにした。ということで、この夏、ブラジル行き決定!!

飛行機はもちろんUA。た、高い!!
 2001年にUAの1Pをゲットし、今年はそのベネフィットを享受している。これがなかなか都合がいい。ってことは、今年も5万マイル狙っちゃ
うか!?ってことで、往復で3万マイルをスターアライアンスで飛ぶことに決定。ルートは次の2つが有力候補に。
 @ 日本・北米を経由してすべてUA ・・・ 予算20万円/獲得マイル約6万マイル(ボーナス含)
 A ヨーロッパまでTG・そこからRG ・・・ 予算15万円/獲得マイル約2万5千マイル
実は、MHを使うと、南アフリカ経由ブエノスアイレス行きで10万円・・・っていう案があったんだけど、やはりスターアライアンスっていうのと、
行き先がブエノスアイレスのみっていうのから、却下。5万円の差だけど、獲得マイルを考え、そして日本経由っていうのもあって、UAを第
一希望で進めることに。
 UAのチケットをシンガポールで通しで買おうとしたら、格安航空券がないらしく、35万円くらいするっていわれた。で、チケットを分割購入す
ることを決める。シンガポールからロサンゼルスまで。これが約12万円。(Kクラスは10万円くらいだったんだけど、マイルを使ってビジネス
クラスにアップグレードすることを狙っていたので、2万円高いMクラスのチケットにしました。)そして、ロサンゼルスにある日系旅行会社いく
つかにメールを送って打診をし、LAからリオデジャネイロ/サンパウロのオープンジョーチケットを8万円でGET。
 (本当は、「ORBITZ」っていうWEBの旅行会社が安かった(6万円ちょい)んだけど、アメリカ国内の住所が登録されているクレジットカード
で決済しないと、販売できない!って言われて断念。)
 結局帰りはロス−成田間が取れず、香港経由になってしまったけど、こんなチケットができあがりました。
 行き : SIN−NRT−LAX−MIA−GIG
 帰り : GRU−ORD−LAX−SFO−HKG−SIN 
 
お次はビザの申請を
 ビザが必要な渡航先は、中国・オーストラリアに次いで三カ国目。チケットが確定し次第、ブ
ラジル大使館へ。始めはWEBで資料請求をしたんだけど、返信がちっとも返ってこないので、
結局大使館へ足を運んだ。必要書類を書いた紙とビザ代の銀行振込み用紙をもらう。シンガ
ポール人は40S$なのに、日本人は100S$もする。なんでだ!? しかも、往復の航空券(または
それに代わる証明書)が必要なのは分かっていたが、それ以外になんと「在職証明と休暇証
明・給料証明」のレターが必要とのこと。私事と恐縮しながらも会社のスタッフに作成を依頼。
ビザの申請用紙には、それ以外にも学歴や専攻科目などを記入する欄があった。 数日後、 
すべての書類をそろえて大使館に再び足を運んだ。受付が午後1時までということをすっかり
忘れ、1時30分ごろ大使館に到着。「申請は1時までだよ!」って言われたけど、結局受け付
けてくれた。ラッキー。日本のようなお役所仕事の人じゃなくってよかった。木曜日に申請して
週明けの月曜日にはできるとのこと。無事、ビザをGETしました。




僕の一人旅TOPへ

旅行記のつづきへ


 注:航空会社の2レターコード
UA:ユナイテッド航空/TG:タイ航空/RG:ヴァリグブラジル航空/MH:マレーシア航空
 注:都市・飛行場の3レターコード
SIN:シンガポール/NRT:東京・成田/LAX:ロサンゼルス/MIA:マイアミ/GIG:リオデジャネイロ/GRU:サンパウロ/ORD:シカゴ/
SFO:サンフランシスコ/HKG:香港

Copyright(C) 1998-2004 cerveja<cerveja1973@hotmail.com> All rights reserved.

PC用眼鏡【管理人も使ってますがマジで疲れません】 解約手数料0円【あしたでんき】 Yahoo 楽天 NTT-X Store

無料ホームページ 無料のクレジットカード 海外格安航空券 ふるさと納税 海外旅行保険が無料! 海外ホテル