松山空港は近代的でした。(そりゃそうか。)
バスで松山空港の近くまで行き、徒歩で空港に入る。建物は右写真のとおり、平屋風。(本当は2階建て。)羽田空港のようなにぎやかさはなく、人通りも多くない。中に入ると、チェックインカウンターが航空会社ごとにならんでいて、それぞれ便ごとに窓口を用意している。僕は遠東航空の花蓮行きのカウンターで、パスポートと予約確認書を提出。ウインドウシートを希望して、チェックインは終了。
何もわからず遠東航空を選んだが、なかなか近代的のようだ。とりあえずホッとする。
飲み物持込禁止!?
チェックインも無事終了し、ディパーチャーホールの方へ進む。手荷物検査がある。これは、どこの空港でも同じ。金属探知機にも引っかからず、安心して通りすぎようとすると、係員に止められた。カバンをあけ、飲みかけの紅茶の入ったペットボトルを取り出していた。ドリンクは持ち込み禁止なのかな。係員が何か言っている。でも何を言っているのかわかんない。『Sorry?』を繰り返す。係員はペットボトルの口を開け、においをかいでいる。そして、『OK』といって通してくれた。おそらく、『係員の前で飲んでみろ』ってことを言っていたんだということにあとで気づいた。飲み物が持ち込み禁止なのではなく、他のクスリ系のものと間違えられたのかも。ちょっと面白い経験をしたと思いながら、搭乗ゲートへ進む。
ガイドブックには、中国語と英語のアナウンスしかないので注意! とかかれていたが、ちゃんと日本語の搭乗アナウンスもあった。(ちなみに、台北の松山空港だけでなく、花蓮空港でも日本語アナウンスがあった。)安心して軽食を取ったり、雑誌を立ち読みしたりぶらぶらして時間を費やす。さて、いざ搭乗!!
さあ、離陸!!
搭乗の仕方は同じだが、飛行機はずいぶん小さい、近距離用。機体の一番前のドアから出入りする形で、左右3席ずつのシート。31Aの座席につく。フライトの予定時刻は40分間なのだが、たいていは出発時刻とうのは、ゲートクローズの時間であって、それから実際に離陸するまでに10分や20分、時間はかかるものなのだ。・・・ということは、実際に飛んでいる時間は何分間? と疑問に思った僕は、飛行機のジェットエンジンが点火され、加速したときにストップウォッチを用意。離陸と同時にSTARTボタンを押した。(僕の時計は、ストップウォッチさっ。)
飛行機が離陸してしばらくすると、たかだか数十分のフライトなのに、着ないサービスが始まった。(写真右)ドリンクは何種類かから選択できた。こんなサービスいらないから、もっと安くせい!! って感じなんだけどね。でも、日本より飛行機代がとっても安い。片道約5000円だもんね。
結局この飛行機が宙を浮いていた時間は、たったの25分。あっというまのフライトでした。そして、機体は花蓮空港に着陸。そして飛行機を降りるのだが・・・・。
やっぱり、外をあるくのね。
まあ、予想通りっちゃ予想通りなんだけど、とうぜん到着ロビーまでふかふかのじゅうたんが敷いてある通路なんてものは無くって、タラップを降りるとそこは外。歩いて空港に入ります。
止まっている飛行機は、わずかに数台。とってもちっちゃな空港でした。
空港を出て、街まではタクシーを覚悟していたが、主要ホテルを回るバスが出ていた。(おんぼろのミニバスだけど。)このバスに揺られること1時間、いろんなところを経由したり、途中バスターミナルで休憩したりして、中信花蓮大飯店(チャイナトラストホテル)に到着。
しまった、市街地まで遠い
ホテルについたのはまだ明るい時間。でも、このホテルから市街地までは結構遠く、歩くと1時間近くかかるという。バスはほとんど無いに等しく、タクシーが便利とフロントマンはいうが、150ドルの出費は痛い。ところが、チェックインの時、思いもかけず、宿泊費に夕食代・朝食代も含まれていたことが判明。そのクーポンを使って、ホテル内のレストランで飲茶をたらふくタダで食べた。
※台北の旅行会社(勝美旅行社)でこのホテルを予約したときには、夕食・朝食がついていることは知らされていなかった。そしてそのついている夕食も、本当はつまらないコースなんだろう。(現に、団体旅行者は、団体客用のコース料理を食べていた。)ところが、僕は1人旅だったこともあり、レストランのおじさんがやってきて、飲茶の方がいいだろう、好きなだけ食べていいぞって言って、すすめてくれた。僕的には、香港に住んでいるから別に飲茶じゃなくても・・・って思ったんだけど、おっちゃんやおばやんが、あれも食え! これも食え! ビールでも飲むか? って何でも持ってきてくれて、とっても豪華な夕食になってしまいました。感謝!! |
結局その日は、ホテルの周辺を散歩したり、隣に会ったセブンイレブンで買い物をしたりして過ごし、明日に備えることにした。