表向きは高層マンション・アドレスガーデン代官山に住む美人スチュワーデス。しかし実際に住んでいるのは床に穴が開くほど古いアパート・代官山ハウスという桜子。
代官山ハウスのモデルとなった東光園アパートは昭和初期に建てられたアパートで、現在も個人が居住しています。
レトロでモダンなアパートとして数々のドラマに登場していますが、2003年に一部が焼失。劇中の火事が現実となってしまい話題になりました。
ちなみにアドレスガーデン代官山のモデルとなった高層マンション・代官山アドレスは、同潤会アパートの跡地に建てられました。
同潤会アパートは青山通りにあったことでも有名、青山・代官山など東京各地にあったアパート。
東光園アパートと同時期に立てられた、やはりレトロでモダンなアパートでした。
そういう意味では、劇中の高層マンションとおんぼろアパートには深い所縁があったんですね。
アパート内のインテリアは至って普通でしたが、ここでこぼれ話を一つ。
桜子宅と佐久間夫妻(西村雅彦・森口瑤子)宅の家電は、すべてビクター製なのです。
桜子宅では「桜子」という名前を意識してか、オーディオも電話もピンク色のスケルトン♪さすがです。
私事ですが、桜子さんのオーディオが自分のオーディオの色違いだと知ったときは、なんだか嬉しくなりました(笑)
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