登場人物紹介

1巻、2巻をまとめた内容です。3巻以降は作成中です。(01.1.30UP) 


 
連城響生 れんじょうひびき 1−p6
「飛行帝国」の劇作家として有名。
「足掻きつづけるような」と評される小説を書いている小説家。
昨年「剣」で熱田賞受賞し、熱田賞受賞作家として名が通っている。
「海朋」という雑誌に連載している。週刊誌に短いエッセイも書いている。
アルファロメオが愛車。BMWも所有している。
自宅は広尾にあるマンション。
室生静香との関係がマスコミで騒がれる。
高校時代は水泳部。
 
葛川蛍 かずらがわけい 1−6p
鳩の翼の劇団員。18歳。
『贋作鴎 1999』という劇団『鳩の翼』によるオリジナル劇では
無名の劇作家トレープレフ役を演じる。入団一年で主役に抜擢。
中臣映里と付き合っていた。
生まれは静岡。母子家庭で育つ。母は3年前の中3の2月に交通事故で死去。
以後、奈良の長谷寺の近くの祖父の家に住んでいた。
高校は1年ちょっとだけ通って、半分家出状態で上京。
演劇へのきっかけは奈良の路上で連城が演じさせた「赤の神紋」。
永福町のアパートに住んでいたが引っ越す。
 
奥田一聖 おくだかずきよ 1−p17
劇団「飛行帝国」主催者。役者兼演出家兼劇作家。
連城とは8年になるつきあいで親友。
「飛行帝国」は大学2年のときに旗揚げした。
独自のリズム感とサイケデリックな劇風で知られている。
「飛行帝国」は若手劇団のカリスマ的存在である。
あだなは「ミカド」
オレンジ色のフィアットバルケッタが愛車。
 
室生静香 むろうしずか 1−p20
元アイドルあがりな女優。CMやドラマに出演多数。
連城との関係がマスコミで騒がれる。
連城のドラマ化作品に出演。主人公の妹役を演じた。
 
榛原憂月 はいばらゆうげつ 1−p27
天才の名を欲しいままにする劇作家にして演出家。
20歳のとき「メデュウサ」で演劇界デビュー。
炎のような激烈さとナイフのような恐るべき感性で演劇界を席巻。
榛原の舞台は「紅蓮の火焔」とも呼ばれている。
代表作・赤の神紋は戯曲第5作目。
芝居のために二人の役者を自殺に追い込んだ過去を持つ。
 
中宮寺桜 ちゅうぐうじさくら 1−p56
鳳文社第一編集部の編集者で連城響生の担当。
連城とは「飲み友達」である。つきあいは6年。
「騒」の編集をしている。
 
勝間田浩 かつまだひろし 1−p58
鳳文社第一編集部の編集長。『騒』の編集長。中宮寺桜の上司。
体調を崩して入院中。50代くらい。
連城がデビュー当時から世話になっている人物。
広島出身で広島風お好み焼きが好物。
 
塚田誠司 つかだせいじ 1−p60
池袋で公演中の榛原の舞台『壇風―DAMPU―』の主演。
榛原の舞台には昔から関わってきた怪優。
壇風のあと榛原と絶縁したという噂あり。
 
三橋礼子 みつはしれいこ 1−p60
池袋で公演中の榛原の舞台『壇風―DAMPU―』の役者。
榛原の舞台には昔から関わってきた怪優。
 
鳳文社社長 1−p61
榛原の池袋公演『壇風―DAMPU―』のスポンサーの一人。
榛原ファン。
『壇風―DAMPU―』の公演を見た後、連城と桜と会食する。
 
高梨絵里 たかなしえり 1−p105
鳩の翼の劇団員。
『贋作鴎 1999』でトレープレフの恋人役のニーナを演じる。
『飛行帝国』の大ファンで、連城のファンでもある。
「熱狂遺伝子」当時、新宿御苑近くでバイトをする。
 
梅沢和国 うめざわかずくに 1−p105
鳩の翼の主宰者。演技指導から演出・劇作までこなす。「鳩の翼」の総プロデューサー的存在。
皆から「わくに」と呼ばれている。
演劇歴15年。ケイより9歳年上。榛原ファン。
「贋作鴎1999」(梅沢の脚本によるオリジナル劇)では流行作家のトリゴーリン役を演じる。
自宅は劇団事務局を兼ね、彼の携帯電話は劇団の代表電話になっている。
 
大西 おおにし 1−p106
鳩の翼の劇団員。
 
藤田 ふじた 1−p106
鳩の翼の劇団員。
 
中臣映里 なかおみはゆり 1−p109
演劇集団『ノーザンアーツ』の役者。鳩の翼出身のプロの役者。
「贋作鴎1999」では母親・アルカジーナ役を演じる。「贋作鴎」では唯一の客演。
ケイとは5歳違いの23歳。
ケイと付き合っているが諍いをしてしまう。
 
ほたる ほたる 1−p85
ケイから連城が貰った子猫。黒猫。
 
荒木満寿夫 あらきますお 1−p139
芸能関係のスクープ写真をスポーツ新聞や週刊誌に売っているフリーのカメラマン。
スクープのためなら手段を選ばない。
室生静香と連城の写真を「贋作鴎」の上演中に撮った。
芝居をぶち壊し、ケイに殴り飛ばされる。
その後「鳩の翼」宛に150万の法外な請求書を送りつける。
 
室生静香の元恋人 1−p139
室生静香と連城の写真を撮ったカメラマンにフィルムを渡すように、「贋作鴎」の上演中に揉み合いを始めた。
 
森岡 もりおか 1−p142
鳩の翼の劇団員。
『贋作鴎 1999』の千秋楽のカメラマン騒ぎで、ケイが降ろされた後のトレープレフの代役。
 
葛川蛍の母 1−p185
3年前 ケイが中学3年の2月に交通事故で死亡。
親からは勘当されて静岡で働いていた。
ケイと2人の母子家庭だった。
 
葛川蛍の祖父 1−p185
ケイにとって母方の祖父。家は奈良の長谷寺の近く。
ケイの母が亡くなった後、ケイを引き取る。
ケイの母を勘当していた。
 
松田巌 まつだいわお 1−p219
シアターアークスの劇場創設者。故人。
演出家育成を提唱していた。
駒場コロセウムはそのため演出力を重視している。
 
城戸 じょうど 1−p259
鳩の翼の劇団員
駒場コロセウムではケイの代役のハミル役として待機。
 
北原 きたはら 1−p260
鳩の翼の劇団員
ケイが駒場のシアターアークスに到着した時に舞台へ誘導。
 
大神尋孝 おおがみひろたか 2−p10
中宮寺桜と一緒に取材に来て、ケイに興味を持つ。
「輝き出した新星たち」の写真は彼の作品。
30歳をわずかに越えたくらい。
大手新聞社の報道カメラマンを経て、現在はフリーとして広告写真や雑誌のグラビアなど、主に人物写真を扱っている。
人物写真に優れたセンスを持ち、活躍分野もファッション誌・芸能誌など幅広い。
盗難騒ぎとなった連城の新刊広告用ポスターなどを手がける。
 
子供 こども 2−p24
連城が病院でぶつかった相手。
親子で父親の見舞いに来ていたらしい。
 
榊原慎一 さかきばらしんいち 2−p56
シアターアークスの代表。
役者の素質を見る目では右に出るものはいないと言われる人物。
新人発掘に力を入れる、卓越した演劇人。
「鳩の翼」に「メデュウサ」の再演の話をもってくる。
 
黒田勝 くろだまさる 2−p56
激辛劇評家。演劇人中から目の敵にされている人物。
ケイの榛原限定役者説を載せた。
"葛川蛍は榛原芝居をいかなる役者よりも見事に演じるかもしれないが、それ以外では大成するかどうかは甚だ疑問である"
「熱狂遺伝子」の舞台を7回全て見て、降板に関するコラムを載せた。
"『熱狂遺伝子』における役者降板に関して"その中でケイの才能を「共演者殺し」と名付けた。
 
滝沢光平 たきざわこうへい 2−p64
飛行帝国の劇団員。
大阪出身で飛行帝国に憧れて新人審査を受け、見事奥田の目に叶った。
弱冠20歳。
 
スタニスラフスキィ すたにすらふすきぃ 2−p68
ロシアの演出家。奥田が敬愛している。
 
今井秀樹 いまいひでき 2−p69
飛行帝国の劇団員
奥田に次ぐ「飛行帝国」の看板役者。劇団旗揚げメンバーのひとり。
響生の二年後輩。
 
井上 いのうえ 2−p111
民放テレビ局NBSのの制作局の人間でドラマプロデューサー。
個性的な口調の恰幅のいい中年男。
連城とは以前連城の小説をドラマ化をした際に知り合う。
 
豊浦祥晃 とようらしょうこう 2−p119
演劇界の重鎮。東京芸術祭受賞で大賞を受賞?
全体評価が榛原の「壇風」よりも上だった。
 
岡路 おかじ 2−p120
榛原が長年組んできた舞台照明。
「壇風」の後、決別したらしい。
 
神垣内順 かみこうちじゅん 2−p137
演出家。80年代演劇を代表する劇団『コア』の元主宰者。
劇団解散後、純演出家として数多くの戯曲を舞台化してきた。
古典から若手劇作家の現代劇まで幅広く手掛けている。
代表公演の『崩れゆくならば海へ』は小規模舞台のストレートプレイでは異例のロングランを記録。
「台詞のない部分で語らせる」という独特の演出方法で高い評価を受ける。
ケイに舞台『熱狂遺伝子』への出演依頼をしてきた。
顎鬚を蓄えた物腰穏やかな男。
緻密で繊細な情感が印象的な舞台。
海外劇団の演出を手がけた経験をもつ。
役者の力を引き出すことにかけては定評がある。
 
野村旭 のむらあきら 2−p141
売れっ子脚本家。現在テレビドラマで活躍中。
「熱狂遺伝子」は野村の書き下ろし台本である。
 
生駒愛梨 いこまあいり 2−p144
元グラビアアイドル。21歳。(熱狂遺伝子当時)
CDデビュー後、テレビドラマ等で本格的に女優活動をはじめた。
「熱狂遺伝子」の主人公・リタ役で舞台初挑戦。
ケイのレオ役とは恋人の設定で共演する。
 
柳生貴子 やぎゅうたかこ 2−p145
「熱狂遺伝子」の舞台美術担当。
シアターロイド所属。
 
加茂充 かもみつる 2−p145
「熱狂遺伝子」の音楽担当。
作曲家。
 
アラン・シェイファー あらん・しぇいふぁー 2−p145
「熱狂遺伝子」の衣装デザイン担当。
NYエルギャルソン。
 
中村コウ なかむらこう 2−p146
「熱狂遺伝子」の役者の一人。
レオの死後のリタの相手役。
 
柴田勇人 しばたはやと 2−p146
「熱狂遺伝子」の役者の一人。
ベテラン俳優。
面倒見がよく、ケイを食事に連れていったりする。
 
川上 かわかみ 2−p152
生駒愛梨のマネージャー。
小太りの眼鏡をかけた男。煙草を吸う。
 
仙堂晴彦 せんどうはるひこ 2−p179
テレビ等で活躍中の人気若手俳優。アイドル。
レオ役が内定していたらしい。
 
小谷 こたに 2−p166
「熱狂遺伝子」の舞台監督。
 
しのぶ しのぶ 2−p203
鳩の翼の劇団員。
 
墨田 すみだ 2−p232
「熱狂遺伝子」の演出助手。
舞台の途中で楽屋に駆け込んだ生駒愛梨を追って走った。
 
プロデューサー  2−p233
「熱狂遺伝子」のプロデューサー。
舞台の途中で投げ出した生駒愛梨と楽屋の様子をみて、芝居中断の指示を出す。
 
小峯賢治 こみねけんじ 2−p236
「熱狂遺伝子」のケイの降板後の代役としてレオ役を演じる。
 
枡谷一行 ますやいっこう 2−p265
人気演出家。
『サロメ』で奥田と演出対決をする。
 
藤崎晃一 ふじさきこういち 2−p265
初代ハミルを演じた俳優。
妖艶で女性のような美貌の持ち主。
ハミルを演じるために生れてきたと呼ばれた伝説の俳優。
五年前列車に飛び込み下肢断裂事件を起した。
その事件が『メデュウサ』封印の原因といわれる。
 

 

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