▲9三角成 △同玉 ▲8五桂 △8四玉 ▲6六角(左上図) △7五香 ▲5四飛成 △6四角 ▲7五角 △7四玉 ▲6五金 △8五玉 ▲8六歩 △9五玉 ▲9六歩 △同玉 ▲9七香 まで17手詰。
このコーナーでは珍しく、ほとんど割り切れています。
玉を引きずり出して、右図の▲6六角 が鍵となる手です。△8五玉 では▲8六金 から▲7五金 なので、それを防ぐために中合が必要になります。歩合はできないので香合をしますが、持駒を使い切ってぴったりの詰みとなりました。
なお、▲6六角 のところで、手順前後して先に▲5四飛成 としてしまうと、右図のように△6四角合 とされて、▲6六角 に△9五玉 で詰まなくなります。