便宜上先後逆にしました。
▲9三銀(右下図) △同玉 ▲9一龍 △9二桂 ▲9四香 △同銀 ▲同香 △同玉 ▲9二龍 △9三歩 ▲9五歩 △同玉 ▲9三龍 △9四歩 ▲9六銀打 まで詰み。
この将棋ではひどい見落としがありました。右図は、問題図の15手前。飛車交換が行われたところです。駒割りは桂馬を取られると桂損ですが、振り飛車の銀が遊んでいるのでいい勝負と思っていました。のんきですね(^^;。
次の一手はあえて書きませんが、と金を動かそうとした瞬間その手が見えて目の前が真っ暗になりました。
角損したあとは飛車を打って銀を拾いましたが、ほとんど呆然と指しているだけでした。ところが、相手の方はどうやっても勝ちと思ったのかあまり読みを入れていなかったようです。
問題図の一手前、香車を重ねたときは特に狙っていたわけではなかったのですが、気づいてみると詰みがあるではありませんか。見逃さずにすんだのは運が良かったと思います。一手だけ受けられていたらそのまま終わっていたでしょう。
手順の解説は全くしませんでしたが、別にいいですよね(^^;。銀打ちに気づくか気づかないか、それだけの問題でした。