JavaAppletが使える状態のとき、ここに勝田将棋盤が表示されます。

開始日時:1927/12/11
棋戦:高段平手紅白試合
戦型:角換わり
先手:宮松関三郎 六段
後手:花田長太郎 八段

▲7六歩    △8四歩    ▲2六歩    △8五歩    ▲7七角    △3四歩
▲8八銀    △5四歩    ▲5六歩    △6二銀    ▲2五歩    △5三銀
▲4八銀    △3二金    ▲5七銀    △7七角成  ▲同 銀    △2二銀
▲6八玉    △4一玉    ▲7八玉    △6四銀    ▲6六銀右  △3三銀
▲1六歩    △1四歩    ▲9六歩    △9四歩    ▲6八金    △7四歩
▲3六歩    △8四飛    ▲4八金    △5二金    ▲5七金右  △7三桂
▲4六金    △4四銀    ▲2四歩    △同 歩    ▲同 飛    △2三歩
▲2八飛    △3一玉    ▲3七桂
&読み込み時表示
△4二金右
*この局面は1度目。
▲5八飛
*宮松六段の談によると、▲5一角 や▲6二角 はうまくいかず、▲7五歩 も危険。
*また、▲1五歩 △同歩 ▲4五金 も△5九角 と打たれて面白くない。
△2二玉    ▲2八飛
*玉が遠くなったので、▲5五歩 △同歩 ▲5四歩は甘い。
△3一玉
*2度目。
*この▲5八飛 △2二玉 ▲2八飛 △3一玉 を、A手順としましょう。
*
*後手は仕掛けることができず、他に手待ちも難しい。
▲8八銀    △8二飛
*△8六歩 ▲同歩 △同飛 は、▲7二角 がある。
▲7七銀上  △8四飛
*3度目。
*この▲8八銀 △8二飛 ▲7七銀左 △8四飛 を、B手順としましょう。
▲8八銀    △8二飛    ▲7七銀上  △8四飛
*4度目。
*現在のルールではここで千日手成立ですが、当時はそのようなルールはありませんでした。
▲5八飛    △2二玉    ▲2八飛    △3一玉
*5度目。
*三度繰り返し手順で千日手というルールでは、ABBAという具合なのでまだ千日手ではありません。
▲8八銀    △8二飛
*「現在の日本将棋連盟の規約をもってしてはどうにも解決が困難だったので、と言うよりは、稀有の局面であるだけ、規約中にその用意がなかったので、随ってこの対局の解決如何は、後々の範例ともなるので、断然中止して、最後の採決を日本将棋連盟に委せた対局であります。」(菅谷北斗星選集観戦記篇)
まで64手で中断

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