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# ----  Kifu for Windows V5.10 棋譜ファイル  ----
開始日時:1995/3/24
棋戦:第44期王将戦第7局千日手指し直し局
場所:青森県上北郡
手合割:平手  
先手:谷川浩司
後手:羽生善治
手数----指手---------消費時間--
*(谷川)とあるのは、『谷川vs羽生100番勝負』(日本将棋連盟刊)にある谷川の自戦記からの引用です。
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   1 7六歩(77)   ( 0:00/00:00:00)
*羽生さんとの対局は「千日手率」が非常に高く、これが五局目となる。それだけ、ギリギリのところで勝負していると言える。(谷川)
   2 8四歩(83)   ( 0:00/00:00:00)
   3 6八銀(79)   ( 0:00/00:00:00)
   4 3四歩(33)   ( 0:00/00:00:00)
   5 6六歩(67)   ( 0:00/00:00:00)
   6 6二銀(71)   ( 0:00/00:00:00)
   7 5六歩(57)   ( 0:00/00:00:00)
   8 5四歩(53)   ( 0:00/00:00:00)
   9 4八銀(39)   ( 0:00/00:00:00)
  10 4二銀(31)   ( 0:00/00:00:00)
  11 5八金(49)   ( 0:00/00:00:00)
  12 3二金(41)   ( 0:00/00:00:00)
  13 7八金(69)   ( 0:00/00:00:00)
  14 4一玉(51)   ( 0:00/00:00:00)
  15 6九玉(59)   ( 0:00/00:00:00)
  16 7四歩(73)   ( 0:00/00:00:00)
  17 6七金(58)   ( 0:00/00:00:00)
  18 5二金(61)   ( 0:00/00:00:00)
  19 7七銀(68)   ( 0:00/00:00:00)
  20 3三銀(42)   ( 0:00/00:00:00)
  21 7九角(88)   ( 0:00/00:00:00)
  22 3一角(22)   ( 0:00/00:00:00)
  23 3六歩(37)   ( 0:00/00:00:00)
  24 4四歩(43)   ( 0:00/00:00:00)
  25 3七銀(48)   ( 0:00/00:00:00)
*千日手を決断するときに、指し直しも矢倉3七銀で臨むことを決めていた。どんな戦法でも指しこなせる羽生さんだが、五局目あたりからはお互いの意思がピッタリ合った。指し直し局も、変化されるかもしれない、という意識は全くなかった。(谷川)
  26 8五歩(84)   ( 0:00/00:00:00)
*羽生さんはノータイムで△8五歩。決めていたようだ。(谷川)
  27 3五歩(36)   ( 0:00/00:00:00)
*私もここで初めて時間を使う。(この手に費やした)14分は、千日手と同一に進めることを確認した時間だった。(谷川)
  28 6四角(31)   ( 0:00/00:00:00)
  29 3四歩(35)   ( 0:00/00:00:00)
  30 同 銀(33)   ( 0:00/00:00:00)
  31 1八飛(28)   ( 0:00/00:00:00)
  32 5三銀(62)   ( 0:00/00:00:00)
  33 5七角(79)   ( 0:00/00:00:00)
  34 3一玉(41)   ( 0:00/00:00:00)
  35 7九玉(69)   ( 0:00/00:00:00)
  36 7三角(64)   ( 0:00/00:00:00)
  37 8八玉(79)   ( 0:00/00:00:00)
  38 4二銀(53)   ( 0:00/00:00:00)
  39 3六銀(37)   ( 0:00/00:00:00)
  40 3三銀(42)   ( 0:00/00:00:00)
*(ここに至る数手の間で)羽生さんに少考が続くのは、変化する順を模索していたためか。(谷川)
  41 3五歩打     ( 0:00/00:00:00)
*前局ではここで羽生さんが、▲7五歩 △同歩 ▲7四歩 △6二角 ▲6五歩 と左辺から動いてきた。
*ただ、私は▲3五歩 と右辺をしっかり押さえられる手を気にしていたので、9分で手を変えた。(谷川)
  42 4三銀(34)   ( 0:00/00:00:00)
*以下、111手で先手谷川の勝ちとなり、羽生の七冠独占は翌年に持ち越しとなりました。