笑って参加しようぜ!



 いよいよ、この日がやって来ました。思えば、1999年の10月5日に当初の予定を大幅に狂わせる 事態が発生してしまって俺的には最終地となるのがこの東京ドーム。強制的に2Days参戦として 向かった初日の模様を自己満足ライクにお伝えします。
 まず、俺的な座席としては1塁側2階の20列23,24番とFC枠で取ったにしては余りにも爽やか過ぎる 一品に仕上がっておりましてコメカミ付近の大動脈が比較的に高周波で振動しつつ、交差点を形取る のも至って不可抗力なポジショニング。
 そんなスピスピが大好きで止まない今日この頃ですが距離をも越えるパフォーマンスを見せてくれる SPEEDを信じて同志のLHさんと歴史上、我々が参加したコンサートのなかで最寄りの会場の 東京ドームへと向かう師走の昼下がりでした。そんなわけでJR水道橋駅付近をウロチョロしていると 、やっぱりいるんですねぇ、爽やかなオジサマが。なんか、物騒な会話をしていましたよ。 「5万。」とかって。儲かって儲かってたまらないですなぁ、実際。まぁ、でも彼らの発する常套句の 「前の方で見なきゃ。」っていうのは極めて正論といった感が否めませんがね。

 ドーム付近に到着してSPEEDのダンスをフルコピーしている強力な有志の方達を横目で見つつ ベンチに腰を下ろす我々。なんか早く始まって欲しい反面、終わりが近づくのが憂鬱なんですよね、実際。  まぁ、そんなネガティヴな発想を捨てようとグッズ売り場へと駒を進めるわけですが、今回は俺の 物欲をそそるアイテムが無かったです。ここまで新企画でグッズを作るならキーホルダーも欲しかった んですが、無いんですねぇ。
 ヘタレな俺はパンフだけにしました。お金無いし。あんま欲しくないアイテムをその場の雰囲気で 買って、あとで部屋で眠らせてしまうのも辛いですしね。そして再び、ウダウダと時間を消費して 開演を待ちますが、さすがにキャパのある会場だけにすごい人ごみで、うっかり上原多香子ちゃんが その辺にいても気付かないんじゃないかと思わせるほどの混雑でした。4人の女の子の為にこれだけ の人が集まるという事実が痛快である反面、俺と同じ生物なのに何が違うんだという疑問が脳裏を 掠めるその頃には日は落ちて周囲は暗くなり始めまして、40分前くらいに入場しました。  爽やかチケットに表記してある座席へと向かうも、どうやってもそのシートの発見が不可能で 案内係のお兄ちゃんに聞くと、どうやら照明の設備の関係で視界不良が予想され、座席が変更になったとの事で ムフフと1階のスタンド席へ転勤を命じられ、デフォルトではスタンド2階という愛らしい席 がスタンド1階に移動という日頃の行ないを自覚するに充分な出来事が起きまして、予定よりも 大分、近くなりました。ステージを右側から拝むスタンドとしては比較的、良好な位置で初日を 迎える事になりました。
 「ハイ!スピード」の掛け声は不発でした。手袋とかの方がやりやすいですね、実際。そして いよいよ開演時間が来まして、照明ダウンから4連花火。遅れて花道中央に登場するSPEEDさん。 気になるオープニングナンバーは・・・・・っと。

Confusion

 こいつが1発目なんですよ。俺的にこの歌がカップリングで収録されている「Long Way Home」を 聴いた時から、ライヴ向きだなぁと感じずにはいられない曲だったんで、ひょっとしたらアリかもなぁ などと思ってたんですよ、実際。

Wake Me Up!

 のっけから壊しにかかっていますね。今回はシングルバージョンのそれで、島袋さんの高音の伸びが 炸裂。絶好調です。伝統と歴史の「もう泣かない。」では当然の出来事のように寛子ちゃんに スポット照明。俺的に暴れにくいスタンド席だったのでもうちょい飛び跳ねたいという衝動、山の如し。

Sophisticated Girl

 セカンドアルバムからシブ目の選曲。夏との構成がカブらないようにという主催のスピリッツを ひしひしと感じます。

STEADY

 そして全国推定一億人は超えるであろうエリラーの半数以上がマイルストーンとして語るこの曲。 栄光の「そうだよね。」はワンテンポずれだった夏を惜しむ、通常手順のそれでした。 言うまでも無くその瞬間はスポット照明。絵理ちゃんの高音も数百万ボルトでスパーク。

ナマイキ

 おおっ!この曲を生で聴くのは初です。すっかりカップリングの通常バージョンでくるのかなと 思って警戒せずに壊れていたら、例の所で「愛してる。」と来たもんだ。さすがです。 この世には予想も出来ない現実が幾つと無く転がっていますが、う〜こちゃんの行動も現代科学を 駆使したところで予測できるものでは有りません。そんなう〜こちゃんが大好きで夜も眠れません。

Break’in Out To The Morning

 前曲から間髪入れずにこの曲ですね。遅れる事無く歌い出しの「I’m break’in out〜」の所で カクっと側方にジャブ打っときました。シャブは打たないでね。今回はヘッドセットではなくマイクを使った なバージョンでした。やりにくそうですが、さすがにキメてくれました。

Precious Time

 そしてウエハラーにしてみると盆と正月がまとめてやって来たといっても過言ではない哀愁ナンバー 。俺を本格的にう〜こちゃんワールドに引き込んだとされるシェフお勧めの一品。実際、花道ジャック しているう〜こちゃん、美しすぎます。「Kiss me I’m yours.」では当然、シビれてました。

熱帯夜

 まさかこれが聴けるとは・・・。そんな感じです。とにかく玄人から素人まで楽しめる選曲が 光りますね。本人達いわく、恥ずかしいとされるセリフの部分もバッチリでしたよ。

Long Way Home

 解散発表後にリリースされたブランニューの一曲。素晴らしい仕上がりでした。特に個人的に 思い入れのある2番の歌詞、すごいです。素晴らしいです。圧巻です。

ALL MY TRUE LOVE

 これの歌い出しでピョンと跳ねるところがあるんですが、不覚にも追従できませんでした。 油断してました。この曲も今年の盛岡公演での出来事により、非常に思い入れがあるんですよ。 バッチリと指差し確認しておきました。俺の掌打の切れも磨きがかかってましたよ。

Body&Soul

 そして原点であり、強烈な盛り上がりを常時見せるデビューナンバー。もう多くを語る必要はない 例の所でのジャンプ。昨今、「Bud DayからLucky Day」の所がCDよりも低い オクターブ数で歌われているあたりに、彼女達の成長を見出せます。

メドレー

 Luv Viberation〜99 Rest to 00〜Street Lifeの三曲から なるメドレー。Luv Viberationはともかく、あとは一見さんにはコアですねぇ。 まぁ、300万枚も売れたアルバムからのピックアップなのでコアもへったくれも無いんでしょうが 、全曲ともに息をするのと同じ感覚で聴けるファンにとっては意外な選曲だったのではないでしょうか。 去年のツアーには参加してない俺としては非常にいい感じでした。

White Love

 こちらはクリスマス・スタンダードでした。バッチリと振りを追従しつつも感動していました。 もうね、ここまで来ると理屈はいりません。SPEEDファンのみならず多くの人の心を捉えたといって も差し支えないほどの歴史的ナンバー。

Go!Go!Heaven

 そしてお馴染みの壊れ系。シンプルにブッ壊れることが出来ました。

ALIVE

 夏のツアーから、アンコール前の締めはこれでした。そして栄光のドームツアーもこの曲で 締めてくれるんですな。解散に傷心してPV撮影スポットの朝霧高原まで単独ツーリングに行ったり した事を思い出しました。素晴らしいです。素晴らしすぎます。

Carry On My Way

 アンコール1発目は12月22日発売のアルバムからのタイトルチューン。前の日に予習をすませて おきました。意気込みを感じる高音スポットに鳥肌。アルバムの出来を語る伊秩氏が「全ての答えが そこにある。」と言ってたそうですが、その片鱗を垣間見る事が出来ました。

ラブリーフレンドシップ

 観客総ワイパーでお馴染みの飛び跳ねナンバー。夕立かと思わせんほどにワイパーする俺が そこにいました。舞台両袖に進出してくれましたが、愛しのう〜こちゃんが疾走の勢い余って ずっこけていました。そんなう〜こちゃんが大好きなのです。別格です。

HappyTogather

 またしても夏のツアーで伝統となった曲で、これは寛子ちゃんが駄々をこねるくらいに好きみたいですね。 夏を境に俺的にもこの曲が非常に存在感を増してきていると言わざるを得ない一曲です。

my graduation

 さて、ネットサーファー系SPEEDファンの間で水面下で盛り上がるだろうこの曲。実際始まると 絵理ちゃんも名古屋、大阪で兆候があったからファンに向けて大合唱の起爆を行なってくれました。 もうちょっと大きい声で歌いたかったので、これは俺的な明日の課題になりました。

Starting Over

Starting Over(Reprise Walk this way)

 そして俺がSPEEDファンを始めるきっかけとなったファーストアルバムのタイトルチューンが 大ラスという出来過ぎた展開。この曲、いつかはフルサイズで聴きたいなと、思いつつも夏はメドレー だったんですが、この日に聴けて本当に良かったです。この歌が無ければここまでSPEEDに ハマっていたとは思えません。すごい響きます、スピリッツにじわじわと。  そしてステージの両端と花道を回り、この貴重な時間が終わりを告げようとしていました。

 もうね、最高でした、と言うしかないです。本人達はもちろんの事、企画の人達のただならぬ情熱を 感じました。名古屋直後に某掲示板で「夏のツアーと大して変わらない。」とかいうカキコがあった んですが、そんな事を言うヤツの目は節穴です。
 確実に夏に会ったときよりアーティストとしてのスキルは上がっていました。ただ、広い会場に なればなるほど、ただ何となく来ている人が多いように思えます。そんな人達の影響でパーフェクト に壊れきれなかった自分にムカつきます。なんでそういう人達が俺より前に座ってんだよ!?と LHさんと満場一致でむかつきました。
 まぁ、ムカついてても仕方ないので二日目リベンジですな。やや課題を残してしまいました。

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