TB-200UPのごく簡単なレビュー 最初のページに戻る |
1.なんで今更・・・
サンワサプライから新しいトラックボールが発売された。
・・・かなりどこかで見たようなモノだけど。
ていうか、サンワサプライでも90年代の中頃からずっとこの形のモノは販売していて、廃止商品のリストを見ると、これの前の型がTB-200PS3というPS/2のみ接続のもので、これが2004年10月まで現役だったらしい。
それをUSB対応にしたのがこのTB-200UPという事らしい。
でも、上でリンクした三猫さんの記事を見れば判るように、PS/2コネクタの先にUSB変換コネクタを付けた、全く同じようなモノが既に去年の夏には流通してた訳で、なんで今更新製品なのか謎な感じ。
というわけで、サンワの一連の光学式トラボとは全然違うラインの製品なので、あまり食指は動かなかったんだけど、やっぱりコレクションを充実するために、じゃなくてベアリング機構部分が欲しくて買ってしまった。
2.操作感など
このまま使用する気はあまりないんだけど、一応PCに繋いでみた。
・・・ボールが重い。
ベアリングが働いている感じは十分するんだけど、なんだか鈍重な感じだ。
ゴムローラーの抵抗も有るのだろうけど、ボール自体が物理的に重いというのも結構効いている気がする。
なんで、こんなに重いボールにしたんだろう。
まあでも、ゴムローラーがボールにコンタクトしないようにして、ボールを操作してみると、イヤーンな感じの粘り気が無くなって、悪くない重厚な感じになった。
それから、プラスチックの成型がかなり雑な感じ。
ボタンの手応えもイマイチ。
という事で、本当に今更感の漂う新製品だなあ、せめてホイールくらい付けてくれないと・・・
ボールの直径は正式には50mmという事になっているらしい。 パッケージにはパームレスト付きで入っていた。
ていうか、外すと割れそうなのでまだ一度も外してない。
ところで、裏のシリアルナンバーの所に”Designed by SANWA SUPPLY”って書いてあったんだけど、本当だろうか?リングを外すと、ボールが外せるのだけど、かなりがっかりするモノが見える。
昭和40年代のお菓子のオマケでも、もっとキレイな成型だったような気がするんだが・・・見るまでも無いんだけど、中身も殆ど三猫さんの所のモノと同じ。
改造しがいの有りそうな、余裕のある内部構造。基板のリビジョンは05となっていて、三猫さんの所のモノ(REV:02)より新しいのだろうか?
製造日は見当たらない。
あと、マイクロスイッチのメーカーが違う。これも三猫さんの所のモノと全く一緒。