その24.操作球の重さを量ってみる ←その23に戻る 最初のページに戻る その25に進む→ |
1.素朴な疑問
前回、支持球のフラットスポットの成長具合には、支持球に掛かる重さが影響する、というごく当たり前の事に気がついた訳だが、それでは各トラボの操作球の重さはどんなもんなんだろうか?
という素朴な疑問が浮かんだので、計測してみた。
ちょうど、職場にg単位で量れるモノが有ったのでそれを借りて、手持ちのトラボの操作球を片っ端から量って、密度を計算してみた。
・・・ところで、球の体積ってなんだっけ?(←文系)
(7/9追記)表で機種の後ろに(★)が付けてあるモノが、後からデータを追加したもの。
(2006/9/2さらに追加した分は(☆)を付けた。)
機種 直径(mm) 体積(cm3) 重さ(g) 密度(g/cm3) EM5 57 97.0 117 1.21 EM6(☆) 57 97.0 117 1.21 ビリヤード球(☆) 57 97.0 169 1.74 TB-200UP (★) 50 65.4 127 1.94 Trackball Explorer 46 51.0 61 1.20 FORCE 46 51.0 61 1.20 CT-100 45 47.7 59 1.23 Stream/StreamR 40 33.5 44 1.33 ST-45(☆) 40 33.5 44 1.32 TheBall(☆) 40 33.5 40 1.21 Tracball Optical 38 28.7 35 1.21 エルゴトラック 34 20.6 26 1.25 ST-65(☆) 34 20.6 25 1.23 OptiTrack(☆) 34 20.6 25 1.19 HTB-3USB 19 3.6 18 5.07 使えてマウスHG (★) 19 3.6 18 5.08 ごろ寝マウス (★) 19 3.6 18 5.04 NTB-700 (★) 19 3.6 5 1.25 GTM-9301 (☆) 19 3.6 4 1.23 MicroTrack 19 3.6 5 1.36 フリーボールマウス(旧) 16 2.1 10 4.52 フリーボールマウス(新) 16 2.1 13 6.16 トラックボールマウス 16 2.1 10 4.52 NTB-800 16 2.1 10 4.52
2.考察
最初出た密度が、やけに軽いので変だなと思って式を良く見たら・・・
あ!半径じゃなくて直径で計算してる!!
・・・ _| ̄|○
気を取り直して、再計算してみると、ハンディタイプなどの小型のボールと普通の大きさのボールとでは密度がかなり違う事が判った。例外がMicroTrackだけどこれはかなり古い機種なので比較するのは適当では無いような気がする。
単純に重さの差を見ると、MS探求者に比べてサンワのストリームは70%くらいで、カウント数の差(150カウント対800カウント)に比べれば大した差では無いような。
同じカーソル速度の設定で使ったと仮定すると、MS探求者よりサンワのストリームの方が6〜7倍くらい支持球が長持ちする、という計算になるのだろうか。