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今回は、大半の作業がカップの改造作業だった。
失敗した場合に元に戻せるように、本来の支持球の隣にベアリングを付けようか、と最初は思ってたんだけど、センサに干渉したりして均等に配置出来る所が無いので、潔く支持球の位置で加工することにした。
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これが今回使用したベアリング。
ミネベアの小型ベアリングを三友電子工業の通販で購入。
型番はR-620ZZという外形6mm幅3mmのモノにした。もっと小さいのも有るけど、この辺が加工しやすいかな、というあまり根拠の無い理由により。
それと、ステンレス丸棒のφ2mmのものをシャフトにした。 |
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カップの加工第一段階。
だいたいこんな感じで三ヶ所共に穴を開けた。
左右に広がっている切れ目は、シャフトが乗る部分。 |
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ベアリング穴を全部加工した時点で、ビニテで仮止めして上蓋に付けて、ボールの当たり合わせをした。
個別の箇所でベアリングの高さとか、それなりに確認してたので、特に問題なさそうだった。 |
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そして、接着。
硬化に24時間かかるエポキシ系の接着剤を使ったので、山盛りにすると垂れてしまい、次の日に泣きたくなった、という経験から、型枠を付けてみた。 |
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二箇所目。
これは、もう固まった後。
一日一箇所のペースで作業せざるを得ないが、ここで急ぐとろくな事にならないので、のんびりやる。
しかし、この接着剤方式は、かなり面積というか体積を消費する割に密着強度が不安だし、カップの内側からサラネジで止める方式の方が良かったかな?とかこの辺で思い始めた。 |
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決して、気を抜いた訳では無いんだけど、三箇所目でやってしまった。
ガーン!ベアリングもろとも固まってしまった。
とりあえず、カッターで穿って回転するように出来たけど、微妙に引っかかりが出てしまったような気がする。
やっぱり、次回はネジ式で行くことにしよう。 |
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そして、組み立てると。
・・・蓋が閉まらない。
上蓋とカップの当たりは見てたんだけど、下側の方は考えてなかった。 |
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パッと見、干渉してそうな所を削ってみたけど、上手く嵌らない。 |
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それで、上下の画像を適当に重ねて表示して、当たりを見てみた。
因みに、下側を左右反転してる。
で、スイッチ基板の角に思いっきり当たってる事が判明。
エポキシを剥がさないように気をつけながら、削ってなんとか納めた(まだちょっと膨れてるかも)。 |
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仕上がりはこんな感じ。
裏側の汚さが透けて見えるけど、表側はそれなりの格好になった。 |
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改造中はFORCEの代理で使ってたMSのExplorerと2ショット。
ボールは交換して使ってる。
SFぽい外観のFORCEには幾何学模様のボールの方が合ってると思う。 |