はじめに

・ 高山病への注意

・ 日本からボリビアへのアクセス

・ ボリビア国内の移動について

・ 食費を節約するポイント


高山病への注意

まず、日本から飛行機でラパスに直接入る方は、高山病に対しての心得が必要です。 
全く症状が出ない人もいますが、8割の人は高山病にかかると思った方が無難です。
私の場合はかなり症状が重く、2日間全く動けませんでした。
高山病への対策として、ラパスに到着する1時間前にバファリンなどの鎮痛剤を飲んでおきましょう。
高山病の症状は、激しい頭痛なので、ある程度緩和できます。

標高4000mの地ラパスに着いた後は、最初は頭がボーッとしたり、ちょっと動くと息切れがして
空気が薄いことを感じます。
しかし、その時はほとんど症状はなく 「何だー 大丈夫ではないか」という錯覚に陥ります。

高山病は、その日の内はあまり症状はありませんので、食事や激しい動きも普通にできます。
ところが・・・・・症状がでるのは、寝た後なのです。 寝ると人間は呼吸が浅くなるらしく、一旦は寝れる
ものの、その数時間後に酸欠のため起きます。 これからが地獄の始りです。
頭をちょっと振っただけで、ズキーンと 体験したこともない程の激しい痛みに襲われます。
寝る前まではピンピンしていたため、その後鎮痛剤を飲まず、鎮痛効果が切れた後の苦しさといったら
最悪です。症状が出なくても、2日間は必ず寝る前にはバファリンを飲んだ方が良いでしょう。

高山病にかかったら、頭をなるべき上にするのが大事です。 辛いからと言って、ベットで横になると頭に
血が登るため更に辛くなります。 座った状態で安静にしていると楽になります。
それと水を沢山飲むのも良いそうです。(根拠不明)

高山病の激しい症状は大部分の人は2、3日程で良くなります。 
その後も一週間程は坂道や階段を上がったりして脈拍があがると直ぐに酸欠になりますが、普通に動ける
ようになります。
段々と自分の酸欠になるポイントみたいなものが分かってきます。
頭痛が伴ったら、無視せずに休憩して徐々に慣らしていきましょう。 
ちょっとの頭痛を無理をして更に脈を上げてしまうと、、再度激しい頭痛へ発展します。



日本からボリビアへのアクセス

ボリビアは、日本から非常に遠い。 ボリビアと日本の両方に乗りいれしている航空会社は、アメリカン航空と
バリグ・ブラジル航空の2社のみです。 通常日本からだと、どちらかの航空会社を選ぶことになります。

バリグ・ブラジル航空の場合

成田−ロサンゼルス(12時間) ロサンジェルスで給油のため1時間トランジットルームで待機。
ロサンゼルス−ブラジル・サンパウロ(10時間)、サンパウロでトランジットのため3時間〜5時間待ち。
サンパウロ−サンタクルス(3時間)を経由してサンタ−ラパス(45分)といった感じです。
約32時間の長旅になります。
バリグ・ブラジル航空の良いところは、成田で荷物を一度預ければ、ボリビアまで運んでくれる点です。
我々協力隊の場合は荷物が多いため、ブラジル航空を利用します。

アメリカン航空の場合 

成田−シアトル(12時間???)、荷物をピックアップしてアメリカ国内線へ乗り継ぎ。
シアトル−マイアミ(4時間?)、 マイアミ−ラパス (10時間?)。 
乗ったことがないので、実際の飛行時間とトランジットの待ち時間は不明ですが、日本を出発してから
ボリビアのラパスに到着するのは25時間程度です。
アメリカンの場合、日本への帰路は乗り継ぎの関係でマイアミで一泊する必要があります。
それと、行きはシアトル、帰りはマイアミとシアトルで荷物をピックアップしなければなりません。
マイアミの空港では、日本人の荷物が狙われ、ピックアップの際バックを壊され中身を抜かれる事件が
続発していますのでご注意下さい。

チケットの値段について

どちらの航空会社が安いかは、時期によって異なるようです。 
通常はバリグブラジル航空の方が高いようですが、時期によってはアメリカン航空の方が10万近く高い
事もあります。 チケットが一番安い時期で 13万円程度。 高い時期で25万円程度だと思います。

南米関係の激安航空券を扱っている代理店で、一番安いと聞くのは南米旅行社。
協力隊の友人や家族がボリビアに来る時、口コミでこの旅行代理店を使っています。 
実際、他の激安航空券会社と比較して安いかどうかは全世界!お得な海外航空券なら【H.I.S.】南米旅行社のホームページを覗いてみて下さい。
南米旅行社という名だけあって、南米方面の路線に強いようです。


 


 ボリビア国内の移動について

ボリビアの国土は日本の7倍なので、2週間以内の短期旅行でポイントを周りたい人には飛行機の利用をすすめます。
ボリビアの飛行機は比較的安く、主要都市間で50$〜70$、アマゾンの奥地まで飛んでも100$程度です。
また、ジョイド・ボリビア・航空が220$で、サンタクルス、ラパス、コチャバンバ、スクレ、タリハ、トリニダを6都市対象に、
4回フライトができる周遊券(クーポン)を扱っています。この周遊券を利用すると、アンデスからアマゾン地域まで経済的に
周ることができます。 周遊券は、おそらく日本の代理店では購入できないと思います。
ボリビアの空港の航空会社のカウンターで買えますので、日本から到着した時に購入してしまうのが手っ取り早いと思い
ます。 ただし、あらかじめ周るルートと、日程を決める必要があります。 予約後のフライトの日程変更は手数料なしで
自由にできます。航空会社のカウンターは、英語が通じますのでスペイン語ができない人も大丈夫です。

長期旅行者の方は、陸路が発達しているので長距離バスをつなげばボリビア全土を旅することができます。
ただし、雨季のアマゾン地域へは陸路は遮断されるので、バスでの移動はかなり困難になります。 


食費を節約するポイント

ボリビアは食費がとても安いので、そんなに値段を気にする必要はないとは思いまずが上手な外食方法があります。
それは、レストランで昼間の12時〜2時ぐらいまでの時間帯で行われているランチを利用することです。
ランチはスペイン語で「ALUMUERZO(アルムエルソ)」と言い、大抵のレストランでやっています。
何が良いかと言えば、通常レストランで単品を注文すると一品20Bs〜30Bs(400円〜600円)なのに対し、ランチ
はちょっとした野菜がのった前菜、ボリュームあるスープ、肉料理を主体としあメインディッシュ、果物などのデザートが
ついて10Bs(200円)程度で、大変お得だからです。
通常のメニューにはないごく一般的なボリビアの家庭料理を味わうことができて、オススメです。


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