７レベル魔術師呪文

　 マロール（ＭＡＬＯＲ）

形式　常時	属性　魔	習得率　５０％
射程距離　２＋Ｌｖ／４	効果範囲　下記参照	回避　任意
ＬＣ　６	関連呪文　デュマピック、特メロール
呪文の解説　１００メートル以内の望む場所に、パーティー全体をテレポートさせる呪文。平面上だけでなく、上下の移動も可能。正確な位置にテレポートするためには精神集中が必要なので、戦闘中に使用した場合は、ランダムにテレポートを行う。出現場所はマスターが決定する。地中にテレポートした場合は、術者だけが死亡し、パーティーはもとの場所に戻る。ただし、その戦闘ラウンドには誰も行動できない。空中にテレポートした場合は、落下によるダメージを受ける。 　術者一人がテレポートする場合は、戦闘中でも見える範囲内であれば、望む場所にテレポートしてよい。この際、出現位置を敵の視界の外にすれば、このラウンドはその敵から攻撃を受けない。 　呪文の効果を強化すると、テレポートの範囲が３０�qになる。 　あと、余談だが、マロールで安全にテレポートできる人数は最大６人であり、７人以上でテレポートすると、予測不可能な危険な結果を招くことがあるらしい。

　 マハマン（ＭＡＨＡＭＡＮ）

形式　常時	属性　魔	習得率　５０％
射程距離　特殊	効果範囲　特殊	回避　ＳＳ不可、回避不可
ＬＣ　６	関連呪文　特ハマン
呪文の解説　神（と呼ばれるような霊的に高次元の存在）の力を借りることにより奇跡を起こす呪文。ただし、呪文を唱えたキャラクターは代償として、経験レベルが１レベル減少することになる。マハマンを使用した場合、以下の表で１ｄ８を３回振り、望む効果を１つ決定することができる。ただし、術者のレベルが１３未満の時には、呪文を唱えても何の効果も起きない。 　１ｄ８の目 　　１　パーティー内に死亡した者（灰の状態も含む）がいれば、最大ＨＰまで回復して生き返る。 　　２　パーティー全員のステータス＆ＨＰ完全回復（死亡、灰の状態を除く）。 　　３　パーティー全員のＡＣに−２０のボーナスを得る。 　　４　パーティー全員のＳＳに＋７５％のボーナス（効果はマコルツと同様）。 　　５　パーティー全員の総ての成功チェックにダイス目−２５のボーナス。 　　６　敵の呪文を封じる。 　　７　敵のＳＳとレジスト値が０になる。 　　８　敵をテレポートさせて、この場から消し去る。

　 ティルトウェイト（ＴＩＬＴＯＷＡＩＴ）

形式　ダメージ	属性　炎＆大気	習得率　４０％
射程距離　４＋Ｌｖ	効果範囲　５×５	回避　知×３
ＬＣ　７	関連呪文　マフォリト、ラリグレフ、ティルリトフェイト
呪文の解説　他の次元で核爆発を起こし、その熱量の一部をこの次元において具体化させるといわれている、１０ｄ１０＋２０（可能なら１０ｄ１５）の炎のダメージを与える呪文。壁や地面を溶かしてトンネルを掘ることも可能である。 　呪文の効果を強化すると、ダメージが１０ｄ１０＋５０になる。

　 マウジウツ（ＭＡＷＸＩＷＴＺ）

形式　戦闘	属性　魔	習得率　４０％
射程距離　４＋Ｌｖ	効果範囲　３×６	回避　ＳＳ半減、知×３
ＬＣ　６	関連呪文　特ヴァスカイア
呪文の解説　虹色の光線が破壊と混乱の場を発生させ、予測不可能なダメージを与える呪文。ヴァスカイアの上位呪文。回避に失敗したキャラクターは呪文の効果を受け、さらにそのラウンドは行動不可。効果はヴァスカイアの表で１Ｄ２０を振って、出た目に＋２して決定する。 　呪文の効果を強化すると１Ｄ２０＋２を２回振り、両方の効果を与える。

　 マバコルツ（ＭＡＢＡＣＯＲＴＵ）

形式　戦闘（空間）	属性　魔	習得率　３０％
射程距離　４＋Ｌｖ／２	効果範囲　５×５	回避　ＳＳ不可、回避不可
ＬＣ　６	関連呪文　パリオス、バコルツ
呪文の解説　呪文が一切使用できない（アイテムの使用も含む）空間を作り出す呪文。この呪文の力が働いている空間では、敵、味方共に呪文（及び類似した効果）の効果が打ち消される。 　呪文の効果を強化すると、魔法の物品の効果も打ち消される。ロングソード＋２も普通のロングソードとなり、プレートメール＋２も普通のプレートメールとなる（それに従い重量も変化する）。一部のスペシャルアイテムのみが、この効果を逃れることができる（村正、ガーブ・オブ・ロード等）。 　又、強力で永久的な魔法の効果を一時的に中和することもできる。その場合の効果時間は１Ｄ２０＋術者レベル（単位はラウンド）である。

　 ラコルツ（ＬＡＣＯＲＴＵ）

形式　戦闘	属性　魔	習得率　３０％
射程距離　０	効果範囲　本人	回避
ＬＣ　６	関連呪文　マコルツ
呪文の解説　強力な魔法遮断の盾が術者を守る呪文。基本のスペルセービングの値が、５０＋術者のレベル×２％になる。マコルツと同様に呪文だけでなくブレスの攻撃にも有効である。更にラコルツによる魔法障壁は、ＳＳ半減の呪文に対してＳＳ３／４扱いで、ＳＳ不可の呪文に対しても、ＳＳ半減扱いでスペルセービングを行ってよい。ただし、ハマン、マハマンの効果は消し去ることができない。又、呪文を受けた際に呪文無効化確率の低下する値は、マコルツと同様である。 　呪文の効果を強化すると、７５＋術者のレベル×３％のボーナスを得る。

　 バフェピック（ＢＡＦＥＰＩＣ）

形式　戦闘	属性　魔（重力）	習得率　３０％
射程距離　４＋Ｌｖ／２	効果範囲　４×４	回避　ＳＳ半減、知×３
ＬＣ　６	関連呪文　リトフェイト、マフェロ
呪文の解説　範囲内の重力を自在に逆転させる呪文。対象は回避に失敗すると、体が浮かび上がり１ラウンド間高速で上昇する。そして２ラウンド目に高速で落下する。この間、対象は能動的な行動ができない。２ラウンド目の落下によるダメージ判定は、術者の行動する順番に行われる。 　屋外でこの呪文を使用した場合、飛行能力のないキャラクターは、落下時に激しい衝撃で３ｄ２０のダメージを受ける。ただし、飛行能力のあるキャラクターは、ＳＴＲ×３のチェックに成功すると、ダメージを半減できる。又、浮遊、飛行呪文の効果がある場合、バフェロでダメージを４ｄ１０に軽減、リトフェイトでダメージを３ｄ１０に軽減、ティルリトフェイトの効果がある場合は２ｄ１０に軽減できる。 　迷宮内などの天井がある場所でこの呪文を使用した場合、飛行能力の有無に関わらず、まず上昇時に天井と激突して２ｄ１０のダメージを受け、更に落下時に床と激突して２ｄ１０のダメージを受ける。 　呪文の効果を強化すると、上昇、落下時の速度が上がり、ダメージが２倍になる。

　 マソコルディ（ＭＡＳＯＣＯＲＤＩ）

形式　戦闘	属性　魔	習得率　５０％
射程距離　３	効果範囲	回避
ＬＣ　５	関連呪文　特ソコルディ
呪文の解説　大いなる召喚の呪文。同時に複数の怪物を召喚することができる。 　召喚の方法は基本的にソコルディと同様であるが、２種類の怪物を召喚する場合は、使用するダイスが２ｄ８になり、支配チェックに−１０％のペナルティを受ける。３種類の怪物を召喚する場合、使用するダイスが２ｄ６になり、支配チェックに−２０％のペナルティを受ける。 　呪文の効果を強化すると、召喚のダイス目を２回振り、その目以下の好きなモンスターを召喚することができ、更に支配チェックの際に＋２５％のボーナスを得る。

　 フィクフィシト（ＦＩＣＦＩＳＩＴ）

形式　戦闘	属性　魔	習得率　４０％
射程距離　４＋Ｌｖ	効果範囲　１体	回避　ＳＳ半減、知×４
ＬＣ　５	関連呪文　特ジルワン
呪文の解説　総ての存在を解放し無に帰す、恐るべき虚無の呪文。回避に失敗した者は、瞬時に塵となって崩れさる。塵の状態は、灰の状態と同じくカドルトの呪文で復活することができるが、復活チェックの際に−１倍のペナルティを受ける（おそらく生命力の４倍チェックになる）。 　呪文の効果を強化すると、回避に失敗した者は完全に消滅してしまい復活することはできない。

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