10月30日〜11月3日の3日間、全国のボークスにおいて「秋のドール新作フェアー」が開催され、ドレスやドールの新作とともに、先日レポートした爆乳エクセレントボディが一般販売されました。しかも、今回は私の手元にあるエクセレントD「爆乳・美尻」タイプに加えて、エクセレントE「爆乳・桃尻」タイプ、さらにはエクセレント・ミニでも2種類の爆乳ボディが発表になるんだとか。
一応、ホビージャパン誌にも写真は載っていましたが、やはり実物をこの目で確認してみたいという思いもあり、31日に大阪に出掛ける用事があったついでに、ボークス大阪ショールームを覗いてみることにしました。
当日午後、日曜日ということもあって大阪SR店内は人でごったがえしていました。意外に女性の姿も目立ちますが、いずれにせよドールの人気ぶりをひしひしと感じます。人混みの中、新作ドレスやドールを後目にエクセレントボディのコーナーに向かうと…確かにありました。4種類の爆乳ボディがこうして吊り棚に居並んでいる様はなかなか強烈なものがありますね(^^;
まず、爆乳ミニ2種を手に取ってみます。ホビージャパンやボークスから届いたチラシの写真を見る限りでは人間離れした…というか、もはや人間とは思えないような異様さ(バランスの悪さ)を感じましたが、こうして実際に手にしてみると…
…案外、普通ですね(^^;
いや、もちろんバランスは悪いですし、ミニボディというと小学生中学年〜高学年くらいの背格好にあたりますから、それでこの胸というのは明らかに人間離れしているんですが、爆乳といってもミニのボディに比してのサイズですから、そんな無茶に大きいとも感じませんでした。身体のラインがはっきりと出ない服ならば無難に着こなせるかもしれません。胸のサイズだけを問題とするなら、爆乳エクセレントのほうがよほど扱いづらいようにも思います。
…もっとも、初音ちゃん用に買おうとは思いませんが(^^;
爆乳エクセレントは人様にお願いしてまで先行販売で買ってきてもらいましたが、ミニとなると話は別です。初音ちゃんは大きくなると爆乳…とまではいかないにせよ、SAJのダイナマイトボディくらいには発育すると信じている私ですが(多分に願望を含む)、それはあくまで27cmボディが似合う大人になってからの話であって、22cmボディ相当の現状の初音ちゃんにおいては、やはりミニA「プチ胸」タイプが相応しいでしょうから。
爆乳ミニを棚に戻し、続いてエクセレントE「爆乳・桃尻」タイプを手に取ります。このEタイプはD「美尻」タイプよりもおしりが一回り大きいようなことがホビージャパンに書いてありましたが、一体、どれほど違うものなんでしょうか。そう考えつつ、ケースを裏返してみましたが紙が邪魔で見えません(^^; 振ってみましたが、そんなことでケースの中の紙が動くはずもありません。ケースの中に指を突っ込んで…という考えもよぎりますが、さすがに売り物にそんな非常識なことはできませんし…。横から見た感じではそれほど際だった違いもなさそうですし、諦めて棚に戻そうとして、ふと手をとめてしまいました。
……胸の形が違う?
E「桃尻」タイプとD「美尻」タイプは、その名の通りおしりのパーツの形状が違うだけで胸の形は同じなのだろうと思っていたのですが、どうも違うようです。“爆乳ボディ試用レポート”を書くにあたってさんざん悩まされましたので、Dタイプの胸の形状は既に頭に入っています。間違いありません。果たして、Dタイプを手にとって見比べてみても確かに異なっています。
ドクン、ドクン、ドクン…
私の鼓動が早くなります。おしりの形状の違いを確かめてみたいと思いこそすれ、既にDタイプを持っていますので、Eタイプを買うつもりはありませんでした。しかし、胸の形状が違うとなると話は別です。幸か不幸か、財布の中身にも多少の余裕はあります。買えば家でおしりの形状もゆっくり確認できますし、“ハマり道”用のネタにすることもできるでしょう(事実、こうしてネタにしてますし(^^;)
その時、両手に爆乳ボディ2種を持ったまま固まってしまった私の背後から吊り棚に手が伸び、爆乳ボディを大量に持ち去っていきました。「大人買いやな〜」と思いつつ棚に目をやると、何とEタイプがなくなっています! 私が手に持っているのが最後のひとつになってしまいました。倉庫や店内のダンボール箱の中にはまだあるのかもしれませんが、とりあえず現在出されているものはこれが最後のようです。そういえば、秋葉原SRをはじめ、各地で爆乳ボディは即日完売してしまったとも聞きますし、いずれ後日に再版されるとしても、とりあえず各1000個限定生産という話ですから、これを逃せばもう手に入らないかもしれません。「欲しいものはその場で即買うべし」という夏コミでの苦い教訓が思い出されます。
買わずに後悔するなら買って後悔するほうが!(ハマり道)
結局、Dタイプだけを棚に戻して、そのままレジへと並んだ私でした。もしあれが本当に大阪SRのEタイプの最後のひとつだったとしたら……買えなかった方、すみません(^^;
さて、こうして再び買ってしまった爆乳ボディ、エクセレントE「爆乳・桃尻」タイプですが、D「爆乳・美尻」タイプとの違いを見比べてみることにしましょう。
まず、バスト。左側がDタイプ、右側がEタイプです。こうして見比べると胸の形状の違いは明らかですね。見ての通り、Eタイプのほうが少したれた感じです。私がDタイプで一番気になっていた(違和感を感じた)のはまさにこの点でした。Dタイプの胸は張りがありすぎるんですよ。胸が大きいと肩が凝るといわれるように、それだけ重力の影響を受けているはずですが、Dタイプの胸には重力の影響が全く感じられません。それが私には不自然に思えてならないんです。シリコンでも入れてるんじゃないか、と(笑) その点、Eタイプのほうはほどよく重力の影響を感じる形状をしており、こちらのほうがよほど自然に見えます。
…もっとも、そもそもこの大きさ自体が不自然なんですけど(^^;
もちろん、たれているよりも多少不自然でも張りがある方がいいという考えもあるでしょうけど、少なくともオレ的にはEタイプのほうがいいかな、と。まぁ、好みの問題ですね。
続いて、ヒップ。こちらも見比べれば違いは明らかですね。これも左側がD「美尻」タイプ、右側がE「桃尻」タイプなわけですが、こちらは胸部とは対照的にDタイプのほうが垂れた感じ、Eタイプのほうが張りがある感じです。Dタイプは大きく安産型、Eタイプはツンと突き出た感じとも言えるでしょうか。ジーンズなどはEタイプのほうが似合いそうですね。オレ的には……おしりには特にこだわりはありませんので、どっちでもいいです(^^; それぞれ一長一短ありますしね。
# あくまでドール素体の話であるとはいえ、セクハラまがいの内容ですなぁ(^^;;;;;
それにしても、こうして胸とおしりの形状がそれぞれ異なるとなると、「オレはどちらも張りがあるほうがいい」とか「やっぱり自然な感じでないとね」とばかり、D「美尻」タイプとE「桃尻」タイプの上半身と下半身をそれぞれ換装する人も現れそうですね。私自身はそこまでしようとは思いませんし、またそうするだけの技術力もありませんが、せいぜい状況にあわせて使い分けていくとしましょう…
…などと思っていたんですが、いざ服を着せてみようとして、はたと気が付きました。先の“爆乳ボディ試用レポート”にも書いた通り、爆乳ボディには胸元が露わな衣装や胸のラインがはっきりと出る衣装はあまり似合いません。胸が大きすぎるため、私には(初音ちゃんには)どうしても不自然に見えてしまうんです。
直接的に胸のラインの出ない服には似合うものもありますが、直接的に胸のラインが出ないということは、当然ながらそこに胸の形状の微妙な違いが現れることなどないわけで…。
ああ、何か無意味な買い物をしてしまったような気が(^^;;;;;
…まぁ、モノ自体はそれなりに気に入っていますし、こうしてネタにもできましたから、これはこれで買ってよかったとは思ってますけどね(^^;
(1999/11/03)
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