着せ替え道はハマり道
 
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神戸屋放浪記
 
 神戸屋(レストラン/キッチン)の制服がノアドロームから発売されています。神戸屋の制服は俗に「青いアンミラ」とも呼ばれ、アンミラほど極端ではないながら胸元を強調したデザインで知られますが、アンミラ愛好家である、それも爆乳エクセレントボディを手にしたが、この制服を見逃すはずがありません。梅田に出掛けた際にキディランドで発見、初音ちゃんへのプレゼントとして即座に購入してしまいました。 
 
 しかし、考えてみるとは神戸屋レストランにはかなり昔、学生時代に一度行ったことがあるだけですし、正直、当時のことは既に記憶の彼方です。あの頃から現在の制服だったかどうかも覚えていません。さすがにそれでは初音ちゃんに着せる際に困りますので、少し遅い昼食も兼ねて実物を確認してみることにしました。幸い、梅田には神戸屋キッチンが何軒かあったはずです。確か…そう、大丸梅田店と阪急百貨店の店内に。 
 
 # 阪急三番街B2Fや大阪駅構内にもありますが、この時点ではその2軒しか知りませんでした。 
 
 てなわけで、まず大丸に向かいます。エレベーターで7階へ。そして神戸屋店内に足を踏み入れようとしましたが… 
 
   …制服が違う……!? 
 
 あの白のブラウスに紺色のスカート、紺のギンガムチェックのエプロンではなく、もっと落ち着いた色柄・デザインの制服でした。他の神戸屋キッチンのようなベーカリータイプではなく、喫茶店風の店だからでしょうか。とにかく、これでは初音ちゃんの着せ替えの際の参考になりませんので、その場で回れ右し、今度は阪急百貨店B1Fに向かいます。 
 
 果たして阪急のお店はあの制服でした。さすがはノアドローム、目の前の本物と寸分違わぬ(ように思う) 
作りです。うむ、それではここで昼食をとりながら確認するとしましょう、と思いきや… 
 
   イートインのコーナーがない…!? 
 
 百貨店地階のお約束、食料品売場の一角だからでしょうか、ベーカリーのみでイートインのコーナーはないようです。さて困りました。これではウェイトレスさんの鑑賞…じゃなくて、制服の確認ができません。店の前をウロウロし、ウェイトレスさん(というよりは店員さん、かな?)をじろじろ眺めるような行為はのなけなしのプライドが許さないのです。 
 また、カウンター越しでは足元が見えないのも問題です。膝から上は制服を着せればいいだけであり、が確認したかったのは膝から下の部分、どんな色のストッキングをはいているのか、靴はどんな形状・色のものなのか、主にこの2点でしたから…。 
 
 …ま、しゃあねぇやな…。心の中でつぶやいて阪急百貨店を後にし、御堂筋線に乗り込みます。諦めた? まさか。2軒も無駄足を踏んでおいて、このまま引き下がれるもんですか。まして、他のことならともかく、 
 
   初音ちゃんに関することで、このが諦めて引き下がるなど!! 
 
 こうなったらもう神戸屋の制服を確認するまでは帰れません。当初の予定では、この後日本橋をぶらりと見て回るつもりでしたが、予定変更。目指すは新金岡。神戸屋レストランです。 
 
 新金岡店を選んだのは、帰り道の途中にあるからであり、が過去に一度だけ行った店が新金岡店だったからでもあります。何分にも昔のことですので、少々迷いましたが、店の前に立つと次第に記憶がよみがえってきました。確かに来た覚えがあります。 
 玄関をくぐり、左手にレストランショップ(ベーカリー)を見ながら、右手のレストランへ。ほどなくしてウェイトレスさんがメニューを片手に現れました。 
 
いらっしゃいませ〜(イメージ図)
 
 おお、まさしく神戸屋のウェイトレスさん! ブルーのスカートと蝶ネクタイ、ギンガムチェックのエプロンが目にも鮮やかです。うむ、来た甲斐がありました! そして、案内されるままに禁煙2人席へ。厨房の近くの席で、近くをウェイトレスさんがよく通るのはいいんですが、席の向きが反対のためよく見えません。かといって、反対側の席に座り直すのもいかにもな感じですし…。 
 …と、そんなことを考えているとはおくびにも出さず、平然とメニューを繰っていたですが、値段を見て固まってしまいました。 
 
   …た、高い……。 
 
 神戸屋レストランはいわゆるファミレスではなく、文字通りのレストランであり、内容的にも高級感がある分、値段も高めだというのは承知していましたし、以前に来たときの印象も「ちょっと高め」だったんですが、所詮は貧乏学生にとっての「ちょっと高め」、せいぜい1200円くらいのものだろうと高を括っていたところ……セットでの注文では最低でも1760円、平均すれば2000円を優に超えます。日頃の昼食は500円〜700円のですから、3食分に相当する計算です。結局、の食費に対する感覚は学生時代からほとんど変わっていないということでしょうか。…ああ、いつの日かメニューの金額欄を見ずに注文できる身分になりたいものです(^^;;;;; 
 そんなささやかな願望を抱きつつ、やむなく一番安いハンバーグステーキとAセットを注文します。 
 
   オーダーはもちろんパン! 
 
 「米喰ってなんぼの日本人」とばかり、基本的にパンは食べないですが、神戸屋に限っては話は別です。神戸屋ではパンが食べ放題になっており、店員さんが定期的に焼きたてのパンを籠に入れてテーブルまで持ってきてくれるのです! 制服の観察に来ているんですから、これを逃す手はありません。もちろん、本業パン屋だけあってパンが美味しいからでもありますけどね。オレ的にはくるみパンがお気に入りだったりします(…ガキ?(^^;) 
 
 さて、注文も終わり、一息ついて店内を見回します。時間は4時半過ぎ。昼食と呼ぶには遅すぎる時間になってしまいました。しかし、休日のせいでしょうか、こんな中途半端な時間だというのに店内はほぼ満席状態で、客席の間を何人ものウェイトレスさんが忙しそうに行き交っています。 
 
   仕事に熱中してるご婦人ってのは美しいねぇ… 
 
 某有名ドロボー三代目のような感慨を抱きつつ、休日のほうがアルバイトのウェイトレスさんも多いに違いないという読みの正しさに一人悦に入ります。やはり20歳前後の娘が多いでしょうか。図抜けて目を引くような娘はいませんが、制服がよく似合っている(=胸元が…)娘も何人かいますし、まずは満足です。 
 
 そうこうするうちにコーンスープが届き、そしてパンの籠が差し出されます。よっしゃあ〜っ、これを待っとったんじゃ〜、この機会にとっくりと制服の詳細を! と思いきや… 
 
   …ウェイターさんでした(^^; 
 
 ウェイトレスさんが持ってきてくれることが多いんですが、ウェイターさんが持ってくることもあるんですね。 
 でも、思いっ切りスカされはしましたが、このウェイターさんをはじめ、総じて店員さんの接客態度は良く、手元のパンがなくなり、ふと店内を見回したを目ざとく見付けて、すぐさまパンを持ってきてくれるなど、かなりしっかりした教育がなされているんだな、と感心させられました。この辺のサービスも値段のうちと考えれば充分納得です(^^) 
 
パンはいかがですか?(イメージ図)
 
 そして、のんびりと料理とパンを食べ、食後のコーヒーを飲み、気付けば時計の針は5時40分を指していました。ふと入り口付近を見やると、いつの間にやら店の外まで人の列ができています。 
 
   そうか…みんな神戸屋の制服が見たいんだな…(違う) 
 
 が席についてから早1時間、制服も充分堪能…じゃなくて、細部まで観察できましたし、パンも二桁ほど食べて満足満腹です。待っている人がいる中をいつまでも居座っているのも気がひけますので、席を立つと伝票を持ってレジへ。現在30分待ちだとかいう声が聞こえてきます。6時にもならないうちからこの盛況ぶりとは、やっぱりみんな制服が見た…(以下略) 
 そして、精算をすませて神戸屋を後にし……ようした時に、何か目に留まるものがありました。何だろうと思って振り返ってみると、そこには… 
 
   …眼鏡っ娘のウェイトレスさんが!!! 
 
 玄関をはさんでレストランの反対側にはレストランショップ(ベーカリー)があるんですが、そこで眼鏡っ娘さんがパンを売っています。もちろん神戸屋の制服で! 
 最近、「真のアンミラとは!」とか“爆乳ボディ試用レポート”などと、胸の話ばかりしているですが、実は胸と同等かそれ以上に眼鏡っ娘へのこだわりがあったりするのでした。制服系ファミレスで考えてみても、『Piaキャロットへようこそ!!』では雪子ちゃん、『Pia2』では涼子さんが一番のお気に入りですし。 
 
 # ちなみに、次点はそれぞれ麗香さんと早苗さんだったり……どちらも“胸”か(^^; 
 
 閑話休題。その眼鏡っ娘さんは世間的にみれば普通に可愛いという程度で、そんな格別目を引くというほどでもないのかもしれませんけど、あまりこの手の可愛い制服系のお店で眼鏡っ娘のウェイトレスさんを見た覚えがないとしては、ともすれば視線が向いてしまうほどでした。 
 嗚呼、この娘がレストランのフロアの担当だったなら! そう思ってみても今さらどうしようもなく、ベーカリーでパンを物色しながら見やるだけ…。ほどなく、後ろ髪をひかれる思いで神戸屋レストラン新金岡店を後にしたのでした。 
 
   かくなる上は初音ちゃんに眼鏡を着せるしか!!(代償行為) 
 
眼鏡っ娘のウェイトレスさん(イメージ図)
 
 …うむ、やはり初音ちゃんは眼鏡っ娘姿も可愛いですね。満足、満足(^^)
 
(1999/11/03)
 

 
 
続・物欲の館
 
 先頃からようやく、初音ちゃん人形の撮影の際に小物を使うことを覚えたですが、相変わらず東急ハンズでの散財の日々は続いていました。「こういうものが欲しい」というお目当てがあって買いに行った時も、大抵それだけでは終わらず、他にも「これは使えそうだ」というものを一緒に買ってしまったり…。“カレンダーガール初音ちゃん”の“ハロウィン”などもハンズでの展示を見て思い立ったものですし。 
 
 小物類のたちの悪いところは、個々の単価が安いことにあります。「280円くらいならとりあえず買っておこうか」、そう考えて具体的にこれに使うというあてのないものまでどんどん買い込んでしまい、レジで予想外の金額に驚く、てな具合に。 
 しかも、買い込んだものが実際に役に立たなければ次からは控えようとするところなんですが、半年ほど放っておいて買ったことすら半ば忘れかけた頃に、思いがけず活躍してくれることもありますので、とりあえず買っておくことの利点も否定できません。その都度、ハンズに買いに出掛けるのも手間ですし。 
 
 そんなこんなで、物欲の館・東急ハンズで物欲のおもむくままに「とりあえず買っとけ散財」を繰り返していたですが、先日、新たな物欲の館に遭遇してしまいました。その名は… 
 
   「百円ショップ」 
 
 …です。何を今さら、てな感じですが(^^; たけしさんや黒河 澪さんから100円ショップにはいろいろと人形関係のネタに使えるものがあるとは聞いていましたが、田舎であるうちの近所には100円ショップはありませんので、これまで行ったことがなかったんです。 
 
 そんなある日、道頓堀界隈を歩いていた際に100円ショップを発見、中に入ってみると……おお、結構、使えそうなものがあります。見るからに安い作りではありますが、緑色の椅子は屋外に似合いそうな風合いですし、卓上サイズのクリスマスツリーは“カレンダーガール初音ちゃん”の“クリスマス”用に使えそうです。ハンズにも500円くらいのツリーが売られていましたが、こちらは100円というのが嬉しいですよね。   
 
折りたたみ椅子クリスマスツリー某ネズミのサンタさん野菜セット(キノコ)
 

 結局、5点の品を買い込んでしまいましたが(それでも500円!)、その中でも一番の収穫はこれ! 
 

編み物セット
 
 籠の中に収められた毛糸玉と編み針、メジャーなどの編み物セットです。初音ちゃんというと冬場には手編みのマフラーでも編んでいそうですし、これも“カレンダーガール初音ちゃん”のネタとして使えそうです。いや、どうせなら編み物をする初音ちゃんにもニットのセーターを着せてあげるとしましょう。確かノアドロームから出ていたはずですし、冬コミでも手編みのセーターを売っているサークルさんはあるでしょうから…。 
 
 …こうして単価が100円になったとしても、小物への散財はそれ自体に留まることなく、新たな物欲を呼び起こし、さらなる散財へとつながっていくのでした。嗚呼、まさしくハマり道…。 
 
   100円ショップ、懼るべし!(笑) 
 
(1999/11/08)
 
 
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