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初音 「お兄ちゃん、お待たせ(しゃらん)」 イオ 「へぇ……」 初音 「どうしたの? 花火大会始まっちゃうよ」 イオ 「…ああ、いや、浴衣姿も可愛いな〜って思ってさ」 初音 「ふふ、ありがとう。お兄ちゃんも格好いいよ」 イオ 「そりゃあ、初音ちゃんが縫ってくれた浴衣だからね。 ところで、あれはちゃんと持った?」 初音 「うん、もちろん。花火大会が終わったら一緒にしようね、線香花火(にこ)」 イエローサブマリンで買った浴衣です。何種類か色柄があった中から、私の好みにより藍染めのしぼりを。こちらの値段は3500円。一般的にみれば決して安くはありませんが、この時に買った他の3着は2倍の値段でしたので、安かったような印象があります。 振り袖にしてもそうなんですけど、栗色の髪(というか金髪)の初音ちゃんではありますが、意外に和服も似合うものですね。生地が本物の浴衣に比べてやわらかすぎる気もしますが、気になるほどでもありませんし、そこまで求めるのは贅沢でしょう。 (1999/02/02)
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