Performa6310とは96年2月、アップルが発売したMacintoshです。当時、PowerPC603e/100MHz、内蔵モデムが2.88Kbps、1.2GBのHDとPerformaとしてはトップクラスの性能を持っていました。当時の値段は32~28万円でした。しかし、Performaシリーズ共通の、バススピードが遅い、ビデオが遅い、PCIバスがない、メモリスロットが2機しかないと、結構頭打ちなマシンでした。しかし、当時の俺はMac初心者、バススピードはもちろん、PCIバスなんて知りませんでした。同じ時期にPowerPC7500/100が本体のみで27万円したので、「これってちょーお得じゃん!」って思って買ってしまいました。まぁ愛機6310がなかったら今の自分がないと思うとかって良かったと思いますが... で、今回はその愛機6310を少しでも速く、現役マシンとして(家では6310が一番速いので現役マシンですが...これも6310で書いてます)チューンナップしようと思いました。極論は6310は630筐体なので、ロジックを高速マシンと交換すれば簡単なのですが、これではまるっきり中身が変わってしまうので6310ではなくなってしまいますし、第一学生にそんなお金があるはずがありません。なので、基本に忠実ではありますが、改造と言うより増設を中心としたチューンナップにしようと思います。
これがPerforma6310の標準スペックです。
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CPU |
PowerPC603e/100MHz |
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メモリ |
16MB(72pinSIMM2枚まで増設可能) |
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HD |
1.2GB(IDE接続) |
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CD-ROM |
4倍速(SCSI接続) |
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バススピード |
32bit/40MHz |
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拡張性 |
LC3-PDS、コミュニケーションスロット(CS)1、ビデオキャプチャーボード専用スロット、DAVスロット(これは謎。いったい何に使うのだろう?) |
まずは基本中の基本、メモリの増設をしました。メモリが少ないと速度が顕著におちます。で、メモリをいくつくらいにすればいいかという話ですが、やはりインターネットでWWWブラウジングなどをする場合は64MBはないとキツイでしょう。2000年3月の相場だと、32MBのメモリが秋葉館で8800円、神和電気で5000円前後だったような気がします。6310につくメモリはSIMMといって、現在生産されているマシンではもう使われてませんので、相場もそんなに動く物ではありません。多分これが底値でしょう。さて、メモリを増設したら体感速度は結構上がります、特に仮想メモリを使っていて、メモリが足りない人は他のチューンナップよりもまずメモリ増設をお勧めします。話は変わりますが、メモリを最大限に増やしたのにメモリが足りないと言う人がいると思います。そのような人は、メモリがちゃんとささっていますか? メモリの容量はアップルメニュー(メニューバーの一番左のアップルマーク)の「このMacintosh(コンピュータ)について...」をみれば書いてあります。ちゃんとささっている人でメモリが足りない人、アプリケーションのメモリの割り当てを大きくしてあげましたか? メモリが足りないと言われるアプリケーションの立ち上げた状態で、いったんFinderに戻り(一番右のメニューからFinderを選択)「このMacintosh(コンピュータ)について」を見てください。目的のアプリケーションもメモリ使用状況がわかります。
ここで、アプリケーションに多少の空きメモリを確保しましょう(バーの右側部分)とくに画像を扱うソフトや、WWWブラウザー(InternetExproerなど)は特に余分にメモリを与えましょう。
それでもメモリが足りない人、これはもっとメモリが必要ですが、もう増設できませんね。しょうがないので仮想メモリを使います、「仮想メモリをつかったらまた遅くなる」と思いますが、使い方によってはそんなに速度を落とすことなしにメモリの節約になります。やり方は、仮想メモリを1MBだけ作るか、ラムダブラーで「ファイルマッピングのみ」を選択すればOKです。PowerPC用のアプリケーションは、仮想メモリを使うことで使うメモリを節約する事ができます。これで空きメモリは確保できますが、1度にたくさんのアプリケーションを立ち上げないとか工夫すれば、64MBだけで仮想メモリなしでやっていけると思いますよ。