地獄の刑執行長官をつとめる過酷な魔神であり、復讐者の代名詞としてこの呼称が用いられる。
ギリシア神話ではしばしばゼウスがこの名で呼ばれ、またネメシスとも同一視される。 ゾロアスター教ではブーローと呼ばれている。

＜oreの蛇足的雑談＞

お気に入りである。
友から指摘され始めて気付いたが、改めて他の絵と比べてみると、なるほど、描き込み一つにも丁寧さが見られる。
長い期間をかけ、少しずつ仕上げていった事も理由に挙げられるが、やはり感情による所が大きいように思える。

絵に解説されたアラストルも好きだが、絵のモデルとは別モノである。
強大な力を有する天使・堕天使間において、 その力を凌駕、さらに超越し、神々の神と評される。
傍ら、戦地へ投入されれば、敵味方構わず皆殺す。・・・
まさに核(の様)・・・
只でさえ過ぎた力に、制御する術も無くては、「地獄へ道連れ」程度の使い道しか残っていない、 というアラストルがモデルである。

最後の切り札にさえなり得ないところに漢心がくすぐられた(笑)。