1999/10/4メニューを開きまくって・・・。
とりあえず、あらかじめインストールだけはしてあるソフトウェアとMIDI機材の設定を始めた。昔は、ソフトをインストールして、MacとMIDIインターフェースと音源等デバイスを繋いだら、MIDIチャンネルを合わせて即録音開始！だったと思うのだが、今のソフトは、何かと設定することが多くて面倒くさい。まぁ、設定をちゃんとしておけば、後々いちいち音源をいじらなくても、ほとんどの操作はMacのソフトからできるようになるらしいので、きっと便利なのだろうけど・・・。
ともかく、早速Macの電源を落とし、シリアルケーブルをModem/Printerポートに接続し、MIDIインターフェース(Opcode MIDI Translator II)を繋いだ。次にインターフェースと音源(KORG NS5R)をMIDIケーブルで繋ぎ、更にインターフェースとMIDIキーボード(Roland PC-160)を繋ぐ。これで準備完了、Macを再起動させた。
次はソフトの起動だ。先日の教訓を生かしてシリアルポートを占有しているソフトウェアを終了させて、OMS Setup2.3.8を起動させた。最初にOMS Setupを起動すると、「新しいStudioをセットアップするか？」と聞いてくるので、とりあえず「OK」ボタンを押す。ポートを指定するダイアログの後、ソフトが指定したポートを自動的に検索し、そこに繋がれているMIDIインターフェースやMIDIデバイスを検出する。・・・はずなのだが、自分の「MIDI Translator II」も、「KORG NS5R」も、デフォルトではデータを持っていないようなので、それぞれ「Standard MIDI Interface」「? MIDI Device」と検出されてしまう。何度かトライしたが、何度やっても結果は同じだった。
まぁ、機種名はともかく、一応検出されたようなので、これで良いかと思い、とりあえずVISIONを起動してみた。何か、画面に表示されるデバイス名は変だが、MIDIキーボードを弾くと、一応音は出る。しかし、音色をかえられず、ずっとピアノの音しかでない。
マニュアルを読めば、何が足りないのか多分すぐにわかるのだろうが、長らくMac中心にパソコンを使ってきたので、私には、マニュアルを参照する習慣がない。事前研究と称して、毎日マニュアルのみを持ち歩き、読んではいたのだが、結局あまり役には立たなかったようだ。
何となく勘で、今度は「Galaxy」を起動し、こちらをちょっといじってみることにする。
「Galaxy」は、最初何に使うためのソフトなんだかわからなかったのだが、フォルダにある「Galaxy 2.x Manual.pdf」ファイルをちょっと見てみたところ、どうやらこれがMIDI音源の音色情報を管理するソフトであることが判明した。日本語マニュアルもあるのだが、VISION DSPの箱から出すのが面倒だ。で、結局何をしたのかというと、片っ端からメニューを試してみることにした。細かい事は省くが、この作業の途中で、新しいMIDIデバイスをOMS Setupに表示させることや、MIDI音源(NS5R)の音色データをMacに吸い上げることができた。更に、OMS Setupに対しても同様に、片っ端からメニューを開き実行すると言うことを繰り返し行った結果、OMS上では、自分の手持ちの機材を全てMIDIインターフェースに繋げることができた。ただし、OMS上で繋げたことにしたからと言って、実際に音を出したり、音色を変更できるかどうかはまだわからないのだが・・・。
ここまで行ってから、VISION DSPを再度起動し、こっちでも片っ端からメニューを開いて適当に設定ウィンドウを開いているうちに、とりあえず、MIDIキーボード(PC-160)の鍵盤を弾いて音を出し、VISIONのインスツルメントの変更からNS5Rの音色をかえることはできるようになった。
ここまできたら、あと一歩！早速Drumsでリズムを録音してみよう、と思ったものの、今度はどうやってもNS5RのDrums kitが呼び出せないと言う事態に陥った。
しかし今日もタイムオーバー、既に１２時を回り、深夜になってしまった。Drum kitを呼び出せなかったのは残念だが、今日はここまで、後はまた後日行うことにした。
作曲の方も、そろそろ並行して行いたいところなのだが、こちらもまだ具体化はしていない。曲想は、一応２〜３曲は固まってきたので、機材のセットアップが終われば、曲だけはすぐに取りかかれそうだ。しかし、懸案の歌詞は、まだノーアイディア状態。何かネタを探さねば・・・・。