07oct.GIF
1999/10/6

更にセッティングの日々

 先日の「メニュー項目総漁り」で、ようやくOMSとGalaxyとVISION DSPの間での機材データの共有について、おぼろげながらわかってきたので、今日はNS5R以外の機材もセッティングしてみることにする。

 

 まず、昔から愛用(というか、持っていただけなんだけど)のシンセサイザー、YAMAHA SY-22のデータをGalaxyに吸い上げる作業を始めた。MacにMIDIインターフェースは付けっぱなしなので、MIDIケーブルでインターフェースとSY-22を繋ぎ、早速SY-22のデータをGalaxyに吸い上げようとした。ところが、SY-22からデータを吸い上げようとすると、なにやら英語でメッセージが表示され、途中で中断してしまう。それでも強引に数回試していると、ようやくデータを吸い上げてくれた。しかし、吸い上げたはずの音色データは、Galaxy上で見ると全てのデータが「initial」と表示されてしまい、うまく吸い上げられていないようだ。仕方がないので、もう一度吸い上げをするのだが、またしても英語でなにやらメッセージが表示されて途中で止まってしまう。数回そんなことを繰り返した後、諦めて英語のメッセージを読んでみると、「SY-22は特殊だから、全部のデータは吸い上げられない。Internal MemoryのVoiceとMultiしか吸い上げられない」と言うようなことが書いてあった。う〜ん、それならそうと最初から言ってくれ〜と思いつつ、やはり表示されたエラーメッセージは読まないといけないと、ちょっと反省した。

 反省したのは良いのだが、SY-22から吸い上げたデータが全て「initial」(初期状態)と言うことは、しばらく放っておいた間に、SY-22はすっかり初期化され、プリセットされていたデータ以外は全て消えてしまったと言うことだ。つまり、今日のセッティングは、まずはSY-22から始めなくてはならない。しかし、これを幸いと考えて、SY-22のInternal Memoryに、プリセット音と手持ちの音色データカードから気に入った音をセレクトして登録していくことにした。音を一つ一つ聴きながらの作業は、とても時間がかかったが、これでSY-22は大分使える楽器になったと思う。ひとしきりメモリーを登録し終えたところで、おもむろに再度GalaxyからSY-22のデータの吸い上げを行ったところ、今度は上手く行った。

 

 次は、これまた古い音源YAMAHA TG-33でも同じ作業を行うことにした。TG-33をインターフェースに繋ぎ、Galaxyからデータの吸い上げをしようとすると、またしてもエラーメッセージが表示された。どうやら昔のYAMAHAの機材は、メモリの管理が特殊らしく、全てのデータをGalaxyで管理することはできない仕様のようだ。今度は、しっかりメッセージを読むと、TG-33もSY-22同様に、Internal Memoryのデータしか吸い上げられないようだ。しかしTG-33の方は、昔登録したと思われるInternal Memoryのデータが生きていたので、とりあえずそれをそのままGalaxyに吸い上げた。TG-33とSY-22のデータをGalaxyに取り込んだので、これで自分の手持ちの機材のうち、今使おうと思っている機材のデータの取り込みは完了したことになる。

 

 さて、先日の懸案事項だった、NS5RのDrum Kitの音が鳴らない問題だが、これは数日考えた結果、NS5Rの音色バンク選択の仕方の問題であることに気が付いた。これは、VISION DSPからNS5RのMIDIチャンネルの10番を別のバンク(Drum Kit)に指定することで解決できた(と思う・・・まだソフト上で設定を変えただけで、試していないのだ)。

 

 ようやくと言うか何というか、亀の歩みではあるのだが、とりあえずMIDI楽器系のセッティングは終わった。実は、今日「Band in the Box ver.7.0」も買ってしまったので、Macの方の設定はもうすぐ完了する予定だ。楽器系のセッティング、Macのセッティングができたら、次はいよいよMacとD8の連携のセッティングに入ろうと思う。

 あと、機材で足りないのはマイクだけだ。これはSure SM58Sに決めている。そろそろ、買っちゃおうかな・・・と思う今日この頃であった。


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