6/15 ビジネスショウ2000osakaに行くの段


 さて、来る6月15日のこと、私はインテックス大阪で行われていたビジネスショウ2000に行って きました。今回のテーマは「IT革命が拓くビジネスの未来」と銘打ち、おもに事務、情報、通信に関し て、大小様々な企業がみずからの商品、もしくはサービスを展示するというものでした。 これと同様のものが、既に五月には東京ビックサイトで行われておりました。

 さて、私がこのビジネスショウに行くようになったのは大学一回生の時、某教授が単位認定のために このビジネスショウのレポートを書くようにおっしゃられて行ったのが最初でした。 そのときは、私もIT関係うんぬんよりもそこに展示されたノートパソコンやら、高性能の印刷機やら に目を奪われ、一方では事務機器部門の展示場でボールペンやら接着剤やらをもらって喜んでおりました。

 しかしながら私も今回で3度目の参加となり、いいかげん事務機器やら何やらよりもIT関係や企業LAN、 情報システムなどの展示のほうを中心に回り、礼によってどっさりと資料を集めながらお話を聞いて 回っておりました。

 そこで行って感じたことですが、まずは以前大手電気会社がしのぎを削っていたパソコンやモバイル 端末などの展示が今年は明らかに目に付かなくなっていたことです。あまり大きな声ではいえません がM菱電機もT芝もH立製作所も以前ならパソコンをずらっ、と並べていたものですが、今年はそういっ たものはほとんど見られず、代わって顧客情報管理などのIT関係のビジネスソリューションを紹介し ておりました。しかしこれは大手電機メーカーに限らず、中小やベンチャーの企業もそれぞれ独自の CTI、社内共有データベースや社内LAN、その他様々な企業情報システムの情報を展示しておりました。 私自身としては、ようやく日本の産業界もIT革命の本質に近づきつつあることを認識しました。

 IT革命とは何かということはこちらを参照(半分くらい嘘ですが)、これをごらんのみなさまには釈迦に説法だと思いますので。

 まあ、あまり細かいことを言っても仕方が無いので、この辺りにいたします。

 ところで、NTT西日本がきれいどころを集めてなんかイベントをしている前で、堂々とティーディスペンサー (お茶汲みの機械)を販売していた某電気会社にはある種の感動を覚えました。 あるいは、女子高生たちを相手に最新のあぶら取り紙を宣伝していた某社もかなりすごかったです。

 それにしても、以前は見かけなかった高校生、大学生、専門学校生を今年辺りはずいぶん見かけるようになりました。 もちろんほとんどは社会見学のために先生の引率の元お越しなのですが。(私みたいに個人で来ている人はまれ) ここだけの話(以下略)・・・。

 まあ、ひょっとすると今回が最後になるかもしれないので行きましたが、もし行けるようならまた行きたいと思います。 その時にまた土産話があればまたの機会に・・・。

以上

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注釈

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注1

 そもそもIT革命とは、某大学の有名教授曰く「あらゆるコストを0に近づけることである」だそうです。 阿呆な私にはよく分かりませんが、すなわちIT革命の本質は、インターネットを中心に据えた情報 ネットワークを構築し、有効に利用することによって、営業、流通、資源管理、情報伝達などのあらゆ るものについて、その時間コストと費用コストを0に近づけるというところにあります。

 例えば、営業活動といえば今までは外回りの社員が汗を拭きながら得意先を一件一件周り、頭をぺこ ぺこしながら注文をもらってくるとか、あるいは新規の顧客を取ろうとして、相手方に煙たがられ ながら自社製品を売りこむとか、そんな感じのものを予想するかもしれません。

 ところがIT革命は、このような営業活動を一変させる可能性があるのです。 従来のCTIを例に取って物を売る企業について説明すれば、顧客からの電話注文があれば即座に本部の ホストコンピュータが応答して顧客情報を割り出し、必要な在庫があるところで顧客から最も近い 倉庫や発送所から速やかに顧客に商品を発送するということになります。

 さらにこれに社内データベースと連動することにより、顧客の発注パターンを分析し、時期を 見計らってお得意様に御用聞き、ということも電話1本でできるようになります。

 しかしこれは従来の情報システムで、ここにインターネットが加わり、WebベースのLANで社内 ネットワークを構築し、インターネットに接続されると、とさらに様々なバリエーションが加わる ことになります。

 介護ビジネスを例に取るなら、ヘルパーさんはi-modeやノートパソコンなどでインターネットで 今日の巡回経路や被介護者の身体情報などを獲得し、巡回を行う。そして全てが終了すればまた インターネット経由で結果報告をして帰還する。かくしてヘルパーさんは一度も本部に顔を出す ことなくその日の仕事を終え、帰宅するのであります。

 このようにIT革命の進行は、ビジネスマンの物理的な移動時間を短縮し、コストレスな情報収集 、情報管理、情報分析によって営業活動にかかる時間を決定的に短縮するのであります。また社内の IT化が進行すると、ビジネスマンは決定的に物理的要因から解放され、一社員が社長に直接意見 できるようなフラットなシステムの実現や、先々は雇われ社員がほとんどの業務を家からできるよう になるSOHO(Small Office Home Office)の実現などが期待されます。

 また企業は情報システム、経理財務、戦略分析、営業などのあらゆる部門の全体、もしくは一部を 外部にアウトソーシングするようになるでしょう。これらも、IP(インターネットプロトコル)に よるWeb方式の社内LANと、インターネットが接続されることによって実現されていくことになるでしょう。 かくしてIT革命は企業からあらゆる非生産的なコストを削減し、最小限の人員と最小限の通信コストで、 企業の競争力を最大限に高める原動力になるのです。

 またこのような企業のIT化の進行によって、これらサービスを提供するベンチャービジネスも繁栄し、 それが新たな雇用を生んで経済を活性化させるというわけです。

 これが、よく言われるIT革命の意義であると思われます。



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注2

 実は私が前回行った時、某企業の方に「専門学校生ですか?」と聞かれたので「大学生です」と答えたところ、 「さすがに大学生は態度がええなぁ、専門学校生は態度が悪うていかん」といわれました。 まあたまたま態度の悪い人が多かったのでしょうが、一人の学生の安易な態度が、所属する学校の印象を きわめて悪くし、同級生たちにも迷惑をかけてしまうことになりかねないということに改めて痛感させられました。 それ以来、私は以前にもまして初対面の方には気を使うようにしています。

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