文化人類学的 |
ついに行われてしまった・・・・
これは神をも恐れぬ行為なのか・・・・
はたまた「学問」「研究」のために、どうしても必要なことだったのか・・・・ クローン技術の研究に次ぐ一大論争を巻き起こすことは間違いない。 人の食べる「ネコまんま」について熱い論議が交わされた。 いったい、ネコはどちらのネコまんまを選ぶのか? |
松雪剣太郎氏(3才) |
松雪氏おっしゃるところの「ネコまんま」が「かつおぶしかけご飯」であることは、氏の論文をお読みの方はご承知のことと思う。
先駆者としての松雪氏の名前は称えられるべきであろう。 ところが研究者は1人ではなかったのだ! |
ねこまんま実験レポート 目的 現在行われている、「ねこまんま」調査の一助となることを期待して、当家に生息する猫を検体として、生物学的実験を行う。 実験方法 「ねこまんま」の2大勢力であると思われる、「かつおぶしかけごはん」「汁かけごはん」を同時に与え、どちらを好んで食するかを調査した。 なお、「かつおぶしごはん」はごはんにかつおぶしをふりかけ混ぜ合わせたもの。 基礎データの収集 当家の猫は普段いわゆるキャットフードを食しており、「ごはん」を食するかどうか不明であったため、事前調査として、「ごはん」の投与を行った。この結果、好んでは食さないが、空腹時には仕方なしに食している風であったので、平常時の餌時間に実験を行うこととした。なお、一般的に「かつおぶし」は好んで食するとおもわれるため、「汁かけごはん」を食するかどうか、あわせて調査を行い、食することを確認した。 検体 当家の猫 ニャー 1996年生まれ オス マロ 1997年生まれ オス プリン 1997年生まれ メス ピク 1998年生まれ オス ノラ 1998年生まれ オス ポヨ 1998年生まれ メス 以上 6検体による実験を行った。 なお、当初は1検体づつの実験を計画したが、実質的に困難であったため、同時に実験を行った。 実験結果 準備段階から、「かつおぶし」の匂いによりかなり興奮気味であり、投与開始にも一斉に「かつおぶし」に群がり一目瞭然で結果がわかる状況であり、終了時には、「かつおぶしごはん」は器がきれいに舐められた状態であったのにもかかわらず、「汁かけごはん」はほとんど食されていない状態であった。 考察 日本で生活をしている猫は日本文化の中で魚を食するものであるという定義がされていることから、キャットフードについても魚を原料としたものであることから、おのずと今回の実験結果は明白であったと思われる。普段から買主の残ごはん等を与えられている猫、または米国等「猫=魚」という定義のない地域の猫による実験を行った場合は結果がことなるであろうと推測されるが、現在鋭意調査されている日本国内限定の調査においては、今回の実験データは有効なものであると考える。 とみパパ氏(ROM専門) |
6検体による同時の実験結果報告である。 もちろん「お友達につられて食べる」ネコがいることも考えられるが、普段「ごはん」を食べないネコたちがかつおぶし効果により「器がきれいに舐められた状態」になるまで食べた、というのは驚愕すべき事実ではないのか。 今後考えられる対照実験としては だが、とみパパ氏のこの実験は非常に有益なものであり、「ネコの『ネコまんま』=かつおぶしかけご飯」を立証する最有力根拠となり得るものである。 |
松雪氏が研究を続行してくださった
私先日実家の方へ帰りまして、我が家の犬に2種類の「ねこまんま」を(・・・抵抗がある・・・)与えて参りました。 茶々丸(ゴールデンレトリーバー・オス・生後10ヵ月)は、見向きもしませんでした。 ボー然・・・ 松雪剣太郎氏(人間・オス・生後391ヵ月) |
ネコに続き、イヌに対する生体実験である。 なんとクールなレトリーバーであろうか。 これがペディグリーチャムであったら・・・・果たして・・・・ 研究室として、次なる研究者の登場を待ち望むものである。 |