文化人類学的 |
このようなメールを頂戴した。
静岡県 Tommy様 |
「素材にこだわったネコまんま」。 新たなコンセプトの登場である。それがネコのためか、ヒトのためかはまた別の話。魚沼産コシヒカリを富士の源泉水で炊き、けずり器でけずった枕崎のかつおぶしをその上に。銚子の醤油を一たらし。嗚呼、至福! いや、待て。「ふっ、これが『究極』なのか?」と「あの男」から一喝されるのでは? 「このネコまんまのテーマはなんだ?」 「一流の素材を集めた、ということだ。」 「どこまで情けない男なんだ、おまえは。」 新潟・静岡・鹿児島・千葉では味の統一性に問題がありはしないか。む?そのための「やまじゅう」かつおぶしか! 静岡の無農薬栽培米、静岡の天然水、静岡の本醸造醤油。そこに「やまじゅう」のかつおぶし。これが「究極」のネコまんまへの第1歩! ネコまんまはかつおぶしだけではない。味噌汁派にとってもこだわりがあるだろう。 だし、味噌、水、米、炊き方、味噌汁の作り方・・・・おお、ここに姿を現したのは「至高」のネコまんまではないか! 「究極」vs「至高」。 どこかで聞いた図式だと思ったあなた、気のせいに違いない。気のせいゆえ当研究室では「究極のネコまんま」「至高のネコまんま」を広く募ってみたい。 食材・調理法ともに、「これは」という情報をお寄せください。 |
集められた食材 |
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究極(かつおぶし派) | 至高(味噌汁派) |
かつおぶし ・やまじゅうのかつおぶし(焼津産) ・やまじゅう「ぱらぱらけずり」 米 水 醤油 |
だし
味噌 米 水 |
食材情報
私は、静岡の焼津というところに住んでいます。 焼津は鰹節の製造がさかんなところでして、わたしも、若いころ、鰹節職人になりたくて、この焼津に移り住みました。 最近地元のかつおぶし屋さんの「やまじゅう」さんと知り合ったのですが、ここは、焼津のかつお節製造業者の中でも、非常に珍しい、伝統的な手火山造りという製造方法にこだわり続けている鰹節やさんでして、縁あって、やまじゅうさんのホームページの作成に携わることになりました。とにかく、手間のかかる昔ながらの製法にこだわる頑固な姿勢には、感心させられることばかりです。 つい最近なのですが、まさに、ネコまんまの為のかつお節「ぱらぱらけずり」を発売することになり、たまたま貴ホームページを発見しまして、メール差し上げた次第です。 食べる為のかつおぶしとは、どんなものかを追求したかつおぶしです。 なにか、宣伝ぽくなってしまって、誠に申し訳ありませんが、なかなか最近はかつおぶし自体の認識度が薄れて行く中で、貴ホームページのようなサイトと出会えた事を嬉しく思っております。 かつおぶしの味、風味そのものも、原料や製法によってぜんぜん違います。 ねこも振り向かないかつおぶしも存在するのですよ。 あんまり商魂逞しいかつおぶし屋さんじゃないのですが、なんとか、多くの人達にかつおぶしを味わって貰いたいと思ってます。 焼津 宮島 健様 |
調理法 |
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究極(かつおぶし派) | 至高(味噌汁派) |