File No.030
キクラゲ
Auricularia auricula
(キクラゲ目キクラゲ科)
私は母の実家が食堂で、ラーメンを作っているので、食物としてのキクラゲは、幼い頃よりなじみのあるものでした。ただ、その正体は
よくわからず、最初は海にいるクラゲなのかと思っていたような気がします。中華料理でよく使われるきのこで、高級な感じもしますが、
都市部の公園などでも結構見かけることがあります。とある会員の家の庭にある木にも生えるらしいです。雨が降った後など、大量に
生えることもあるので、集めて乾燥しておくと便利です。また、似た仲間にアラゲキクラゲがあります。これはキクラゲより肉厚で、表面に
短い毛が密生しているのが特徴です。もちろん食用になります。
南方系の種類なので、関東地方の平野部では、キクラゲより多く見られるように思います。
[データ]
採集日:2000年4月22日
発生地:神奈川県相模原市