坪と柴
2000年シーズンをふりかえっていろいろなランキングを作っていると,気になる選手がでてくる.
トップバッターとして,なかなかの打率を残しているのに三振が多めだなと思ったのが坪井と柴原.
気になったのでふたりの成績を調べることにした.
例によって三振,本塁打は474打数あたり,四球は590打席あたりの値に換算した.
打率,試合,安打は実際の数字である.
名前 | 年度 | 三振 | 四球 | 本塁打 | 打率 | 試合 | 安打 |
坪井 智哉 | 1998 | 92 | 41 | 2 | 0.327 | 123 | 135 |
坪井 智哉 | 1999 | 80 | 44 | 4 | 0.304 | 134 | 161 |
坪井 智哉 | 2000 | 80 | 41 | 4 | 0.272 | 128 | 133 |
坪井 智哉 | 通算 | 84 | 42 | 4 | 0.300 | 385 | 429 |
柴原 洋 | 1997 | 151 | 30 | 5 | 0.159 | 66 | 14 |
柴原 洋 | 1998 | 108 | 61 | 2 | 0.314 | 111 | 121 |
柴原 洋 | 1999 | 88 | 63 | 5 | 0.263 | 131 | 122 |
柴原 洋 | 2000 | 83 | 57 | 6 | 0.310 | 135 | 161 |
柴原 洋 | 通算 | 95 | 59 | 5 | 0.287 | 443 | 418 |
柴原は昨年全試合に出場して161安打を放った.
三振数も年々減らしており,技術の向上がみられる.
また,坪井と比較すると,より四球を選ぶタイプだとわかる.
入団5年目で5月には27歳と経験をつんで,あぶらののった時期をむかえる.
21世紀ダイエー不動の一番打者として,さらなる飛躍を期待だ.
新人年からの連続三割がとだえた坪井.
今年は一流になれるかどうかの分かれ目だ.