2001　三振しないランキング

2001　三振しないランキング

	名前	チーム	打率	本塁打	三振	実際の三振
1	種田　仁	横浜	0.278	8	30	15
2	ロペス	広島	0.308	30	33	35
3	土橋　勝征	ヤクルト	0.249	2	37	35
4	真中　満	ヤクルト	0.312	7	42	40
5	谷　佳知	オリックス	0.325	11	42	49
6	小関　竜也	西武	0.280	3	43	37
7	古田　敦也	ヤクルト	0.324	16	43	41
8	城島　健司	ダイエー	0.258	27	49	55
9	立浪　和義	中日	0.292	8	50	54
10	礒部　公一	近鉄	0.320	15	52	59
11	和田　一浩	西武	0.306	36	52	23
12	水口　栄二	近鉄	0.290	4	53	45
13	ディアス	広島	0.304	32	53	53
14	井端　弘和	中日	0.262	1	53	60
15	村松　有人	ダイエー	0.248	0	55	28
16	清水　隆行	巨人	0.324	10	55	39
17	大道　典良	ダイエー	0.325	8	56	36
18	ゴメス	中日	0.306	31	56	35
19	金城　龍彦	横浜	0.271	3	56	57
20	宮本　慎也	ヤクルト	0.270	1	57	57
21	上坂　太一郎	阪神	0.253	9	58	37
22	ズーバー	横浜	0.310	4	58	29
23	大村　直之	近鉄	0.271	13	59	74
24	大島　公一	オリックス	0.263	1	59	52
25	小坂　誠	ロッテ	0.262	1	60	70
26	金子　誠	日本ハム	0.253	8	61	65
27	元木　大介	巨人	0.292	11	62	51
28	中村　豊	日本ハム	0.268	5	62	34
29	波留　敏夫	中日	0.240	2	63	37
30	鈴木　健	西武	0.252	24	64	49

2001年シーズン、三振しにくい選手のランキングだ。三振数と本塁打数は、引き続き、474打数あたりの値である。一番右の列に、実際の三振数を載せた。

ロペス、ディアスの広島コンビは30本塁打にもかかわらず、三振は少ない。同じく3割30本のゴメスも18位に控えている。城島は打率こそ低いが、27本塁打でわずか49三振。西武の和田はここでも上位にランク入りした。今までは地味な存在だったが、今年は日本中を震撼させるような好成績を残して、一躍スターの仲間入りを果たす予感がするとかしないとか。

パ・リーグ首位打者の福浦は、77三振で54位と、30傑に入れなかった。前年は63三振（ランキング27位）だったので、本塁打の増加に伴って、三振も10個以上増加したわけだ。ダイエーの松中の三振数も増えた。前年の４9三振（12位）から75三振（51位）になった。しかし、本塁打数に変化はなく、打率は2分上昇した。

1位の種田をはじめ、早打ちの打者が多い。そのなかで異彩を放つのが、水口、大島、小坂である。彼らはじっくり球を選び、できるだけ出塁率を上げようと試みている。そのうえで三振が少ないのだから、よほど球を当てる技術が優れているのだろう。実はズーバーも水口、大島、小坂タイプなのだ。選球眼がよく、三振が少ない巧打者だったのだ。だが、ズーバーは二塁、遊撃の守備ができるわけではなく、快足を持っているわけでもない。解雇となった。

（式は　＝三振÷（打数＋犠飛）×474　
200打席以上の打者に限定した。200打席以上の打者は両リーグで119名だった。
2000　三振しないランキング　も参考にしていただきたい。）

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