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2001 四球率ランキング

  名前 チーム 打率 本塁打 三振 四球
1 金本 知憲 広島 0.314 25 68 123
2 ペタジーニ  ヤクルト 0.322 40 91 120
3 松井 秀喜 巨人 0.333 35 93 116
4 ボーリック  ロッテ 0.279 32 115 112
5 中村 紀洋 近鉄 0.320 41 95 96
6 佐藤 幸彦 ロッテ 0.279 15 92 85
7 垣内 哲也 西武 0.226 34 125 85
8 大島 公一 オリックス 0.263 1 59 84
9 ミッチェル  ダイエー 0.193 26 188 83
10 カブレラ  西武 0.282 45 138 82
11 マクレーン  西武 0.247 38 139 81
12 ゴメス  中日 0.306 31 56 81
13 川口 憲史 近鉄 0.316 28 80 77
14 ローズ  近鉄 0.327 47 120 76
15 江藤 智 巨人 0.285 29 70 76
16 福留 孝介 中日 0.251 19 113 75
17 バルデス  ダイエー 0.310 19 76 74
18 初芝 清 ロッテ 0.253 20 93 74
19 片岡 篤史 日本ハム 0.254 19 73 73
20 吉岡 雄二 近鉄 0.265 27 117 72
21 谷繁 元信 横浜 0.262 21 113 72
22 中根 仁 横浜 0.263 13 126 72
23 水口 栄二 近鉄 0.290 4 53 71
24 伊東 勤 西武 0.203 4 81 70
25 清原 和博 巨人 0.298 29 141 69
26 堀 幸一 ロッテ 0.223 10 122 69
27 小坂 誠 ロッテ 0.262 1 60 69
28 小川 博文 横浜 0.264 17 110 68
29 関川 浩一 中日 0.222 3 90 67
30 ズーバー  横浜 0.310 4 58 67

本塁打、三振と見てくると、四球についても知りたくなる。2001年の四球数を、590打席あたりに換算し、多い順に並べた。590打席というのは例によって、2000年の松井の打席数である。本塁打数と三振数は、引き続き、474打数あたりの値である。

 

金本の実際の四球数は128個で、これも両リーグ最多だった。金本はもともと四球が多い打者だが、前年は80四球で14位だったので、2001年の四球の多さにはとくに目を見張る。また、金本の前後の打者、つまり、ディアスとロペスの四球数も増えている。前年のロペスは125位(少ないほうから数えると2位)だったが、59位になった。ディアスも112位から85位にと大幅アップし、これぞ相乗効果といえるかもしれない。

3割打者が目立つなか、9位のミッチェルは2割にも満たない低打率。とはいえ、長打力は驚異的なので、相手ピッチャーの配球が慎重になった結果、四球が増えたのだろうか。垣内も打率は低いが四球は多い。前年も23位にランク入りしている。

30傑で若手といえば、川口と福留だろう。初めて100試合以上に出場した川口は77四球を選んだ。打率、本塁打ともに申し分ない。26歳を迎える今シーズンは、さらなる飛躍が期待される。

 

(式は =四球÷打席×590 
200打席以上の打者に限定した。200打席以上の打者は両リーグで119名だった。
2000 四球率ランキング も参考にしていただきたい。)

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