夏バテ知らずのイチロー君
夏真っ盛りでも、イチローの打棒に夏バテはない。
7月19日現在、アメリカンリーグの首位打者の座をしっかり守っている。
そんな彼の成績を去年と比較してみたい。
暑いので、文章は少なめにして、さらっとまとめることにする。
試合 | 打数 | 得点 | 安打 | 2B | 3B | HR | 打点 | 四球 | 三振 | 打率 | 長打率 | 出塁率 | 盗塁 | 盗塁死 | |
イチロー2002 | 93 | 381 | 70 | 136 | 20 | 6 | 4 | 31 | 44 | 33 | 0.357 | 0.472 | 0.425 | 23 | 10 |
イチロー2001 | 157 | 692 | 127 | 242 | 34 | 8 | 8 | 69 | 30 | 53 | 0.350 | 0.457 | 0.381 | 56 | 14 |
換算2002 | 692 | 127 | 247 | 36 | 11 | 7 | 56 | 80 | 60 | 0.357 | 0.472 | 0.425 | 39 | 17 |
一番上の段が、7月19日時点の実際の成績。
次が2001年シーズンの実際の成績。
一番下は、今年の成績を692打数あたりに換算したもの。
得点、安打、2・3・本塁打、三振は去年とほぼ同じペースだ。
唯一の変化は、大幅に増加した四球。
去年の30個から80個へ、2.7倍になった。
四球が増えると打数が減るわけで、実際は247安打も打つことはできないだろう。(おそらく230安打ぐらいになりそうだ)
しかし、出塁率が.044ポイントも上昇したことを評価したい。
盗塁と盗塁死は、157試合あたりに換算した。
今年は盗塁が少なくなり、盗塁死が多くなった。
それでも、盗塁成功率は69.7%なのだから恐ろしい。(去年は80%)
ついでに、といっては失礼だが、新庄の成績もチェックしよう。
試合 | 打数 | 得点 | 安打 | 2B | 3B | HR | 打点 | 四球 | 三振 | 打率 | 長打率 | 出塁率 | 盗塁 | 盗塁死 | |
新庄2002 | 85 | 285 | 33 | 69 | 11 | 2 | 8 | 32 | 19 | 34 | 0.242 | 0.379 | 0.298 | 5 | 0 |
新庄2001 | 123 | 400 | 46 | 107 | 23 | 1 | 10 | 56 | 25 | 70 | 0.268 | 0.405 | 0.320 | 4 | 5 |
換算2002 | 400 | 46 | 97 | 15 | 3 | 11 | 45 | 27 | 48 | 0.242 | 0.379 | 0.298 | 7 | 0 |
一番上の段が、7月19日時点の実際の成績。
次が2001年シーズンの実際の成績。
一番下は、今年の成績を400打数あたりに換算したもの。
三振がずいぶん少なくなった。
しかし、ミートすることに気を使いすぎたのか、打率が下がってしまった。
本塁打こそ変わらないものの、2塁打が減っているのは、思い切りのいいスイングが影をひそめた証拠かもしれない。