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阿部礼二の年度別成績

皆様ご存知、あの阿部礼二選手のくわしい打撃成績をみてみよう。

年度 試合 打席 打数 得点 安打 二塁打 三塁打 本塁打 打点 盗塁 盗塁死
1997 140 599 523 66 137 23 3 14 63 11 5
1998 140 596 520 65 136 23 3 13 62 9 5
1999 140 596 523 68 138 24 2 15 65 9 4
2000 140 599 525 70 138 24 3 15 67 8 4
2001 140 599 522 69 138 23 2 17 66 8 4
2002 140 587 525 62 135 24 2 16 59 7 4

長いので続きは下に。

年度 試合 犠打 犠飛 四球 故意四球 死球 三振 併殺打 打率 長打率 出塁率 失策
1997 140 12 4 54 3 5 98 11 0.262 0.397 0.335 9
1998 140 13 4 54 3 5 95 12 0.262 0.394 0.335 9
1999 140 13 3 52 3 5 98 11 0.263 0.405 0.334 9
2000 140 12 4 53 3 4 100 11 0.263 0.404 0.334 9
2001 140 14 4 55 3 5 101 11 0.264 0.411 0.337 8
2002 140 13 3 40 3 6 110 9 0.256 0.400 0.315 8

打率2割6分でホームランは15本程度、盗塁もそんなに多くなく、マニア好みの成績だ。
近鉄にいた金村義明がこんな数字を残していたかもしれない。(ただし130試合制で)

実はこの成績は、セ・パ12球団のチーム打撃成績をすべて合計して、それを140試合あたりに換算し、さらに9で割ったものである。
こうすれば全選手の平均(Average)が出るわけだ。

140試合フル出場したばあいの平均の打席は587〜599くらい。
599÷140=4.28で、1試合あたりだいたい4.28打席まわってくることになる。
打数も計算してみると、523÷140=3.74となる。

15ホームラン、60打点をクリアしていない打者は、平均以下。
といっても、タイプの違いや打順も考慮し、赤星や村松を蔑んではならない。
打率は.260、長打率は.400、出塁率は.333ならば及第点といえよう。
ただし、この成績にはセ・リーグの投手の打撃成績も含まれている。
したがって打者ならば、このレベルで満足されてはちょっと困る。

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