ー、シャトルバス、市バスの3つの行き方がある。このうち、シャトルバスはオススメできない。マイアミの地理がある程度頭に入っている、リーズナ ブル思考の方は、市バスがオススメ。なんと言っても1.25ドル(途中で乗り換えても1.5ドル)という破格の安さ。逆に、市バスに乗ってもどこで降り ていいのか分からない人には、タクシーがいい。1人旅だとタクシーも高くつくが、2人ならシャトルバスとほぼ同額。3人以上なら、タクシーの方が 割安なのだ。たとえ1人旅でも、シャトルバスのチケット売り場付近にいる人に声をかけ、同乗してしまおう。シャトルバスは、割高なうえに、待たさ れることが多い。(僕は1時間も待たされた!!) 2.ホテルの立地 マイアミのホテルは高い。立地を考えると同時に、コストパフォーマンスを考えなければ、真のバジェットトラベラーとは言えない。ホテルの設備を 重視する場合、最もコストパフォーマンスが高いのは、エアポートホテルだ。ダウンタウンに出るまでにバスで20分、ビーチまでは30分以上かかる が、1万円以下で★3レベルのホテルを探そうと思ったら、空港周辺になるだろう。僕が泊まったレッドルーフインはオススメ。1泊60ドル程度で、空 港までの送迎あり。ダウンタウンまでもバスで1本。(バス停まで5分くらい歩くが。)ただ、2,3日の滞在がせいぜい。それ以上になると、毎日バ スに揺られてビーチへ・・・なんて通勤まがいのことはできないだろう。 逆に、せっかくマイアミに来たんだから、ビーチエリアでないと!という人には、アールデコ地区がオススメ。オーシャンフロントにこだわる人は、オ ーシャンドライブ沿いのホテル、そうでない人は、リンカーンロードの近くがいいだろう。24時間営業の店もいくつかあり、何かと重宝する。オーシャ ンドライブも、リンカーンロードも、おしゃれなレストランやカフェがあちこちにあるので、滞在中の食には困らない。日本食だって食べられる。このア ールデコ地区から北へ行けば行くほど、ビーチはプライベートビーチ風になり、そして交通の便も悪くなる。ノースビーチエリアに宿泊する場合、基 本的に生活がホテルの中とビーチとの往復で完結すると思われる。 3.市内交通 幾つかの交通手段があるが、基本となるのは、市バスとタクシー。市バスは1.25ドルで、乗り換えるときは+25セント。観光案内所でバスルート マップももらえ、分かりやすくて大変リーズナブル。ただ欠点は、降りる場所を自分で把握している必要があることと、本数が少ないこと。(15分に1 本程度の路線が多い。)タクシーは、初乗りが2.5ドル前後と安いので、近距離の移動には大変重宝するだろう。ほぼ距離に比例すると思って間違 いない。長距離を移動するときだけ、市バス・またはメトロレイル(鉄道)を利用するとよいだろう。また、移動手段としてはあまり有能ではないが、 ダウンタウン地区を走るメトロムーバー(無人運転のモノレール)や、アールデコ地区を走るエレクトロウェイブ(小型電動バス)も面白い。どちらも25 セントと大変安く、地元の人と触れ合いながら、観光気分が満喫できるだろう。タクシーはどこでもつかまり、滞在中に不自由に感じたことはない。 4.ショッピング 幾つかのショッピングエリアがあるので、順にコメントを。 壱.ソーグラスミルズモール・・・全米最大級のアウトレットショップ。店舗が巨大で、行くのに片道1時間以上かかる ので、1日ショッピングにか ける必要がある。行き方はレンタカーを借りるか、シャトルバスサービス(有料)を利用す る。シャトルバスサービスを利用するときは、予約(TEL: 305−887−6223)が必要。片道1時間半程度で、往復12 ドル。午前9時または正午ごろ近くのホテルでピックアップ、午後3時または6時に現 地発。カジュアルブランドを中 心に、洋服・小物・貴金属・雑貨の他、電化製品や本屋までもテナントが入っている。日本でも紹介されたレインフ ォレストカフェもある。日本ではあまり見かけない、ガーデニング関係の店もアイテムが充実している。フードコートも 3ヶ所あり、1日、ショッピン グが楽しめるモールになっている。 弐.ベイサイド・マーケットプレイス・・・ダウンタウンの海沿いにあり、立地条件最高。バラエティに富んだ店の他、屋 台風の店やオープンテラス のカフェ、イベントスペースなどがある。また、ここからクルーズ船が多く出向しているし、 カジノ船もある。付近を散歩するのも気持ちいいので、訪 れて損は無いショッピングモールだ。 参.ココナッツグローブ・・・ダウンタウンの南、バス又はメトロレイルを利用していくことになる。ストリート=ショッピング モール のような感じで、全 体に洗練された雰囲気を感じさせる。ちょっと遠いので、半日を割いて訪れる価値があ るかどうかは疑問。 四.バル・ハーバー・ショッピングセンター・・・ノースビーチエリアにあり、もっと高級感あり、おしゃれな宣伝をたくさん しているのがここ。バスのラ ッピング広告などを何度となくみかけると思われる。ビーチと同じ格好で歩くのは少々 気が引ける。 5.見どころ 今回の滞在では、な〜んにもしなかったので、ビーチくらいしか見どころに行ってません。ビーチは、アールデコ地区の南端、サウス・ポイント・パ ークから、永遠砂浜を歩くのが面白いです。20thストリートあたりからは、しばらく遊歩道もあり、ジョギングなどをしながら汗を流す市民に出会えま す。 6.エクスカーション A.フロリダキーズ・・・今回私は2泊3日の行程で言ってきました。移動自体が楽しめるエクスカーションなので、大変 オススメです。ただ、私は足 をグレイハウンドバスにしてしまったんですが、キーラーゴから先は、途中下車したくな るポイント目白押しなので、できるだけレンタカーで、自力 でめぐるようにしたいです。現在は、圧倒的に飛行機でキ ーウエストへ飛んでしまう人が多いようですが、ここの国道一号線、せめて片道はちゃ んと地上を通過してほしいも のです。 B.エバーグレーズ国立公園・・・飛行機がマイアミ空港に近づくと、眼下に不思議な景色が広がります。一面の湿地 帯、沼、また沼。今回の滞 在では行くことができなかったが、カヌーなどを利用して、この湿地を横断することができ るらしい。ぜひ行ってみたいスポットだ。 7.人と違った旅を目指して あ.メインの街を変える・・・マ イアミのすぐ北に、「フォートローダーテール」という街がある。ここにもちゃんと国際空港 があり、日本から気軽に行くことができる。マイアミよりも 小さな街だけに、ショッピングスポットなどは少なくなるが、 ホテルも安くなり、ビーチの人も少なくなる。私も、次回の滞在は、メインの都市をこち らにしようともくろんでいるの である。 い.ローラーブレード持参・・・現地でレンタルすることも可能だが、マイアミのビーチエリアを中心に滞在するのであれ ば、移動手段として、ローラ ーブレードを持参するというのも面白いかもしれない。現に、現地の若者の多くは、ロー ラーブレードやキックボードなどを利用している。徒歩より スピードが出れば、風を受けて進めるので、気持ちいい上 に、ちょっと地元の人っぽく見られるかも。 8.マイアミに関するメモ〜雑記 マイアミについてびっくりしたことの一つは、「アメリカ人=英語を話す」という図式が崩れたことである。想像をはるかに越えて(っていうか、ぜん ぜん想像もしてなかったんだけど)、スペイン語を母国語とする人が多いようです。英語でのコミュニケーション自体には問題は無いんだろうけど、 バスの中や、街中のカフェなどで話されている半数以上は、スペイン語だったように記憶している。話し掛けられるときに、「英語はなせる?」って 聞いてから話し始める人もいました。(あ、それは僕が東洋人だからかな・・・。) フロリダ州は、きれいなビーチが多いらしく、日本人には、「オーランドのディズニーワールド」と「マイアミのビーチ」くらいしか知られていないんだ ろうけど、他のエリアも行ってみたいって思った。たとえば、デイトナビーチ、タンパ・ベイ、ココアビート、フォートマイヤーズなどなど。今度フロリダを 訪れるときは、フォートローダーテールか、タンパ・ベイをメインの都市にしたいと考えている。
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