「あなたがいつも行くとこに連れて行って下さい」
という桜子の不可解な希望により、第８話で魚市場（築地？）周辺にあると思われる寿司屋へ連れて行く欧介。
そこで出された、見た目のよくない賄い丼を一口入れた瞬間の桜子の表情と「美味しい…！」の言葉、そして「980円！？ウソ〜！」とその安さに驚く様子に、思わず笑みがこぼれる欧介。
見かけの悪さに少し躊躇しつつも、覚悟を決めて口に入れ、その美味しさを知る桜子。
このシーンは、普段は高飛車で高価なものが大好きな彼女の可愛らしい素顔を見ることが出来る、微笑ましいシーンです。
「あなた、お金には返られない大切なものを持ってるんでしょ？」と欧介に聞く態度から見ると、この回からようやく「欧介の持つ“大切な何か”を知りたい」という興味が行動へ移っていくような気がします。
その後は酔っ払いのツネさん（宮迫博之）に勧められた安い焼酎をおかわりしたり、初めてのパチンコで一発当てたり、バッティングセンターで備品を壊して逃げたり…二人だけのつかの間の時間を、楽しく過ごす桜子と欧介なのでした。
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