こういったものを総合したのが『魔法のアクトレス・ラブリールミ(仮)』である。
(仮)が付くのは、”ラブリー”という単語がイマイチだからだ。
まー前のタイトル「ランジェリールミ」よりはましである。
ちなみにこの物語の元ネタを考えたのが学生時代。確か93年ぐらいだったと思う。
もうすぐ21世紀だからなんとかせねば・・・。
魔法少女シリーズにはいくつかのお決まりがある。
まずタイトル。
『魔法の○○○ □□□□□△△』
となるのが多い。
例外として魔法の妖精ペルシャがあるが、大体は当てはまる。
そして△△の名前は2文字で語尾が”ミ”になるのが伝統(?)である。
変身前の女の子の名前も2文字であるのが多い。
よって変身前が”あい”。
変身後が”ルミ”となった。
そして主人公に魔法を与える魔法の世界の住人がペットになるのも
お約束である。
犬、猿、雉、猫、カッパ、モモンガ・・・・。
ラブリールミでは犬を使った。
これは主人公の変身後の性格のためである。
やさしい女の子が変身してペットをいじめる。(虐待というほどではない。)
そういう役柄には犬が適していると考えたためである。
もっとも本当の犬ではなく、犬のぬいぐるみに妖精が乗り移ったという設定である。
そんな感じで古き良き魔法少女物の話をと考えているのだが・・・・・それだけでは
済まない。
時代があまりにも変わりすぎたためだ。
90年以降の魔法少女物(魔女っ子)タイプは悪い奴と戦うという話が多い。
セーラームーンから始まって、サミーやチャチャ、姫ちゃん、ピーチなどがそうだ。
98年に放映したララだけは純粋に平和を守ったけど、悲しいかな多くの視聴者は
戦う女の子に憧れているようだ。
よってラブリールミも敵が登場する。
ただし毎回登場する某スーパードールのようなワンパターンではない。
中盤以降から敵らしきものが登場して主人公を追い詰めて行く方式だ。
だから序盤は主人公中心の世界で”魔法を使う”ということをウィークポイントと
したい。
と説明するもののこういうのってペルシャが近かったような気がする。
どのみち最後は円満で終わるのがベストですよ。
魔法が消えて、『羽根石さんごめんなさい。』で終わるようなものにはしたく
ないですから。(笑)
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